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【Edu-more plusライター企画】バイリンガル育児を目指して!目指すところは?英語ペラペラ?帰国子女受験?それとも英検?vol.2〜年齢に応じた学校選び

こちらは、Edu-more plus会員が海外子育て、海外での教育や生活、帰国受験など海外赴任ファミリーの実体験や想いを綴っていただく【Edu-more plusライター企画】の記事です。

皆さんこんにちは。
一年中常夏のシンガポール。日本人学校も塾も豊富な日本的なもので溢れているシンガポールで、小学校高学年からインターに入学し、いばらの道を歩んだ駐在家族です。
Vol.1では入学後に待っていた現実の話でした。今回はアメリカの現地校についてご紹介しつつ、いばらの道の克服、私が考える学校選びについてお話しいたします。

★コウの書いたVol.1の話はこちら



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入学したシンガポールのインター校では、多くの家庭が帰国後の受験に向け日系塾に通わせていて、学校側もそれを承知の上で運営している現実がありました。

街中で普通に歩いています

英語圏の子はどうしているんだろう?


現実、学校ではあまり我家で参考にできる方に巡りあえず、とりあえずしばらくシンガポールにはいるし、現地の勉強を何とかせねばと色々頭を悩ましていた母でしたが、同時期に年の近い子を持つ友人がアメリカに駐在に。アメリカでの現地校での状況を聞けるチャンス到来!
そこで私の焦りはピークに。そう、焦りという言葉の通り全く真逆の状況でした。
そこには私が勝手理想としていた?先生からの手厚いサポート。中学生に向けて先生からのお尻を叩きまくられる英語の指導。とにかく一日でも早く英語で、高学年の勉強にキャッチアップできるよう、学校が全面的にサポートしてやらされている感がひしひしと伝わってきました(笑)。

宿題も大変だけど、子供も私も何とか頑張っているよ~!
チューターの先生に英語もみてもらい、私も頑張ってサポートしていると。
こ、こ、これだよー求めていたのは!と母、心の叫び。
一方で、ひゃーまずい我家どうしよう・・?でありました。

コロナ明けのF1 Pit

そして実践したこと


このままインター生活を送るなら、もう少し英語で、なんとなくではなくきちんとわかった迄勉強する仕組みがないとまずいなと焦った母。
いつまでも学校のプレゼン資料作りを親が手伝うのでは意味がないし、自分で調べて書いて読んで学んでいく力をつけてもらわねばせっかくインターに入った意味がなーい!そこで一大決心。
違うスタイルの学校に変えてみよう!

やはり学校で何を勉強して学んでいるのか、ある程度テキスト等で親が把握できなければ、サポートもままならなく、何がどう理解していないのかも把握が難しいという結論に至った我家では、とりあえず転校を目指し勉強することに。

母は、小中学生の使うアカデミックな英語を知らないという事に今更ながら気がつき(笑)、先ずは子供が学校に行っている間にざっと日本の教科書を読み頭にいれ、それから英語圏の学年相当の教科書を書店で購入。そして一緒に勉強することに。

そして英語。これも両方試したのですが、日本語で英語の文法を教えてくれる先生を探しみてもらうことに。
もう母国語で抽象的な概念を理解しつつある我が子には、英語で教えてもらう先生より日本語でのほうが一気に吸収しました。
でもこれは、英語力が高度になってきたら、エッセイ等はネイティブの先生に診てもらう方がよいかもしれません。
理科的要素の内容は日本語の学習辞典等を購入し、一気に日本語で理解してから英語でのぞむようにしました。

シティど真ん中のクリケット場

子供の年齢も考えて、学校選びは慎重に!


これは、インターに行くという選択をする地域だけだと思いますが、どの学校もプレゼン上手。魅力的にうつり入れたくなってしまう学校ばかり。カリキュラムも日本と全く違う上、経験していない親的にはわからない事ばかりですが、とりあえず何とかなるかな精神は学年を考えて慎重に。というところでしょうか。

楽しく過ごしていても、帰国後に泣きを見ないように、どんな事を理解し勉強しているか。親が把握する事おすすめします!これは高学年で経験した我家の場合なので、低学年や幼稚園の場合はあまりここまで真剣に考えなくてもよいかな。と感じます。

IB式、ケンブリッチ式、IPC、アメリカ式等色々あります。しかし、数学や理科は世界共通!親が英語が苦手でも今はネットで何でも調べられますし、一昔前の駐在と比較しても容易に情報収集が可能でしょう。英語のエッセイも、たまにちらっと見るだけでも。文法、構成等、先生がきちんと見てくれているかチェックです!

その後の我が子ですが、転校先での生活が長くなり勉強は自立モードへ。アジア系らしく言語を重要視されない、理数で点数を稼ぐ典型的なパターンですが、とりあえず楽しく学校も通い、落第もしなさそうな学校生活に変化しました!
補習校も塾も完全拒否ですが、一応漢字だけは約束通り、亀にも負けそうな歩みで・・