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高校生で帰国、帰国後の大学受験【総合型VS一般 結局どっちがいいの?】 

こんにちは、EDUBALアンバサダーのHirokoです!
2度目の駐在に帯同した我が子は中学受験後、中学1年夏から約2年半インター校で過ごしました。その後、元の学校に戻り只今進路について悩み中です。最近「子育て」と書いて「悩む」と読むのではないかとさえ思います。本当に悩みが尽きない。。つい数年前中学受験の志望校選びに悩んだばかりなのに。あぁぁ悩ましい・・

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昨今の大学受験


大学受験は年々、総合型選抜の募集割合が増加しています。帰国生大学入試も総合型選抜と統一されつつあります。もちろん大学により異なりますが、総合型選抜では志望動機、英語資格、小論文と面接などで合否が決まります。高校生からの評定平均(学校の成績)が必要な学校も多いです。

帰国生にとって総合型選抜の魅力
・共通テストを受けなくても良い
・英語資格が有利に働く
・自己アピールの得意そうな帰国生の素質がいかせる
・私大は年内に合格がでる(共通テストは1月)


だから帰国生は総合型選抜を利用する人が多いだろうなと思っていました。ところが志望校を考え始め、知り合いの帰国生ママ達に聞いたところ驚いたのですが、なんと一般受験が多かった!!そして子供の通う学校も一般選抜推し。世の中に逆らい、反抗期・・?!笑

そう言えば似てる?!

そう、思い出しました!上の子の帰国生大学受験。総合型選抜によく似ていました。ココの学校は少なくとも一次の書類選考(英語資格と志望動機、成績)は通過するはず、次の二次選考では小論文の出来で合否が分かれるかもしれないけど、と思っていた学校に書類選考すら通らなかったのです。

総合型の出願準備には大学・学部の研究、HPを熟読し模擬講義を聴講、行けることならオープンキャンパスに足を運びます。それを踏まえて今までの経験と自分が何をしたいのか志望動機を書きます。そう、1校出願するのに膨大な時間が必要になります。

そこまで準備をしたけれど書類すら通らない。要はテストの点数で合否が明確に分かれる一般選抜と比較した時、モヤモヤが大きく自分が否定されたような感覚に陥ってしまうのです。この感じそう、あれ、就職試験に似ていると思いました。

総合型、トップ大学に余裕の合格レベルって

そんな帰国生受験ですが無敵のお子さん達はトップ大学の合格をバンバン取っていました。バンバンです。押さえの早慶合格をさっと取って、第一志望の国立対策へ進みます。ちなみに東大に入った上の子のお友達はIBフルスコア45点(満点)、TOEFL116点(120点満点)でした。SATもお持ちのはず。合格、当たり前ですわ・・

だけど現実
あいにく僅か2年半のインター生活。インター校の学習と日本の国数を並行して学んでいたので、英語だけに注力できなかった。だから肝心の英語はすこーし伸びただけ。周りの帰国生を見渡すとやっぱり1級、持っています。我が家とのレベルに差がありすぎ・・あぁ〜

一応、今の結論

無敵の英語資格があり、他教科があまり振るわない→総合型しか選択肢がなくなるけど、一つ言えることは前述している通り総合型=楽勝なんて思ったら大間違い。だから帰国生だから総合型なんて安易に決めない方がいいのかなって思います。

一般選抜をとりあえず目指す。そうしたら英語以外の教科も頑張るし、後からやっぱり総合型だけじゃ心配・・と追いつこうと思ったって追いつけるものでもないし。選択肢はできる限り多く持っておいた方がいい。

英語レベルがどこまで上がるか、他教科はどの程度まで伸びるかをギリギリまで睨みつつ、あわよくば一般の準備をしながら本当に行きたい学部の総合型の準備に時間を割けるのなら、そのチャンスも欲しい!欲張り・・笑

総合型の塾、日本は幾つかありますね。ちらっと駐在前に説明会に参加しましたがすごかった〜勢いが。あれから数年経ち、どんな戦略を持っているのか知っておきたいので、説明会に参加してみようと思います。親としてできることは情報収集のみ。戦略を立てるためにも我が子よ、せめて志望学部を早く決めておくれ〜涙