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私立学校における専任教員の募集時期

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

公立学校の教員採用試験は毎年7月に一次試験、8月に二次試験が行われています。

しかし、私立学校の教員採用試験は学校ごとに募集時期が異なり、受験生の中には自分の行きたかった学校の採用試験が気がついたら終わってたなんてことも‥‥

本日は教員志望者がそうならないためにも私立学校における採用試験の募集が多くなる繁忙期や学校が新規募集をかけている意図を時期別で解説していきたいと思います‼︎

私立学校の先生を考えている方はぜひ必見です!

それでは行きましょう!


私立学校の教員採用試験について

・私立学校の教員採用試験は1学期(4月〜8月)が勝負‼︎

私立学校では基本的に定年退職や中途退職など、欠員が出ることが分かっている・出てしまった場合しか募集をかけることがありません。

そのため、多くの私立学校では次年度退職する先生が判明している場合、4月〜8月のタイミングで教員採用試験の募集を出します!

私立学校の教員採用試験は1学期(4月〜7月)が最も繁忙期と言っても過言ではないでしょう。

また、1学期中に募集がかかっている学校の半数以上はホワイト私学の可能性が高いです。

私立学校を第一志望に考えている教員志望者はまず、1学期中に募集がかかっている学校を受験することをおすすめいたします!

・2学期(9月〜12月)の中でも10月は私立学校の採用試験が増える

次に狙い目なのが10月です。10月は公立の採用試験の結果が分かり、惜しくも採用に落ちてしまった人をターゲットとして募集をかける私立学校が出てくるからです。
しかし、この時期となると専任採用の試験は少なく、常勤講師や非常勤講師の採用試験が増え出しますのでご注意ください。
専任教員と常勤講師・非常勤講師の違いについて知りたい方はこちらをご覧ください!
↓↓↓↓


また、この時期に専任を募集している学校にも注意が必要です。
この時期に専任募集をかけるということは年度内に専任の先生が定年退職以外の理由で1人退職されることが発覚したということです。
様々な理由があると思いますが、ホワイトな私学をやめるような人は基本的にいませんよね。
定年退職ではなく、中途退職される先生がいるということは何かしら学校に問題がある可能性が高い傾向があります。
※もちろん、一概にそうとは言えませんが‥‥
とは言え、先生を目指す人の大半は専任教員を目指していると思いますので、専任の採用試験を見つけ、教育理念などにも共感できた方は積極的に受験してみてもいいかもしれません。

・3学期(1月〜3月)の時期は非常勤講師の募集がほとんど

3学期の私学採用試験のほとんどは非常勤講師の採用試験となります。

基本的に専任教員の採用が行われることはありません。

とても強めの表現となってしまいますがこの時期の採用試験を受験する志望者は過去の採用試験がうまく行かず、採用されなかった方が大半です。
学校側も専任の採用試験にもなると即戦力になるような人材を求めているため、この時期に専任教員の採用試験はほとんど行われないんです。

3学期まで内定をもらえなかった方はまずは非常勤講師を目指すのも一つの手かもしれません。

実は専任教員や常勤講師の採用試験と違い、非常勤講師の採用試験は書類審査と面談で決まることが多いため、学力や授業指導力が試されることは滅多にありません。

そのため、学力や授業指導力に苦手意識がある方も十分可能性があるのです!

非常勤講師を通して、学校に携わっていく中で指導力を上げて来年の専任教員の採用試験にチャレンジするのも良いかもしれません。

最後に

いかがでしたでしょうか?
本日は、私立学校における採用試験の募集が多くなる繁忙期や学校が新規募集をかけている意図を時期別にお話しさせていただきました!

専任教員を目指している方は1学期、2学期中に週一程度、日本私学教育研究所の教員募集を確認することで専任の採用試験に関する情報の見逃すリスクを減らせるのではないかと思います。
※日本私学教育研究所の教員募集
↓↓↓↓

また、学校によっては非常勤講師から常勤講師、専任教員へと登用されるなんてこともありますので、まずは役職に捉われずに、学校の世界に飛び込んで実践スキルを上げることが一番だと私は思います!

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