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大家さんはサービス業。アパート共用部の草むしりをする

僕にはライター・編集者以外に、賃貸物件のオーナーとしての顔があります。

街を歩くと、「○○ハイツ」のような3階建てくらいのアパートを目にすることがあると思います。そんな物件のオーナーが僕の仕事のひとつです。

ただ、正確には契約書上のオーナーは僕のビジネスパートナーで、僕は物件の仕入れや調査、管理会社さんとのやりとりといった実務面を担当しているにすぎません。この辺のところは詳しく説明をするとややこしいので、ここでは僕はオーナーとして書いていきますね!

先日は、保育園に子どもたちを預けた後、都内某所にある所有物件に行ってきました。訪問の目的は、物件の管理状態のチェックと草むしりをするためでした。

管理会社さんと契約をしているので、定期的な清掃や共用部(入居者専用の廊下や階段などのこと)の汚れのチェック、入居者さんからの苦情対応などはお任せできます。しかし、頻繁な除草作業は契約外のため、僕が行うことにしています。

雨が多い今の時期は、雑草が伸びやすい。物件に到着して確認すると、それなりに伸びてしまっていたので、草むしり開始です。

ドクダミがしっかりと生えていました

所有物件に生えた雑草は、ほぼドクダミのみ。ドクダミの繁殖力は強く、地下に根を張り巡らせて辺り一面を占領してしまいます。軍手をしっかりとつけたものの、特徴的な匂いが手にしみついてしまいました。

そんなに広くない物件なので、除草は30分ほどで終了。プライバシーがあるので全体は写しませんでしたが、部分を移すとこんな感じ。

草むしりをしただけで、共用部の印象は全然違います。綺麗にすると、気持ちがいいものです。建物に向かって「いつもありがとう!」と挨拶をしてしまいました。

僕の自宅から所有物件までは二時間近くかかるものの、行けない距離ではありません。管理会社さんへのご挨拶も兼ねて、たまに出向いています。

管理会社さんは頼れるビジネスパートナーではあるものの、非常に多くの物件の管理を担当していますから、どうしたって忙しい。それに、物件のオーナーではないですから、いわば賃貸事業の経営者であるオーナーと同じ熱量で不動産賃貸事業に向き合うわけではありません。

オーナーとして、しっかりと自分の目で物件の管理状態を見ることは、とっても大切。外観は汚れていないか、ゴミが散乱していないか、雑草が生い茂っていないかといった点をオーナーもちゃんとチェックをして、改善点があれば管理会社さんと話し合うわけです。物件に足を運び、管理状態を自分で確認すると、管理会社さんへの「ありがとう」の気持ちが自然と湧いてきます。任せきりだと、「金を払っているのだからやれ!」って上からになりそうです。

不動産賃貸事業は、サービス業。入居者さんに快適な住環境を提供してこそ、対価として家賃をいただける。快適な住環境を提供するためにできることを考え、実行するのが僕の仕事です。

お読みくださり、ありがとうございます。

そのべゆういち
charoma0701@gmail.com

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