公証人役場のクズ野郎

2024/4/19(金)
本日のお片付けのもう一つの大物は公証人役場。

いきなりヒドいタイトルですみません。
私は人様のことを悪し様に言うのがどうにも嫌いです。
なので、私のブログでは、汚ない言葉はほとんど出てこないと思います。
人にエラそうに言えるほど、自分がエラいわけでもありませんしね。

が、今回はあまりにひどかったのでヒドいタイトルを付けています。

そもそも、公証人役場なんていきませんよね。
実際、私も行ったのは初めてです。
行ったのは、父が残した公正証書遺言の写し(謄本というらしい)をいただくためでした。

一言で言って「昭和の遺物」でした。
とにかく、対応が悪い。
窓口の受付時間は9:00~11:30、13:00~15:00と昭和時代の銀行よりさらに短かい。職員の対応も全く不親切。

最悪だったのは、電話でウソを教えられた点。
私「必要書類を教えてください」
役場「本人が亡くなったことを証明できる除籍謄本が必要です」
私「戸籍謄本はあるんですが、それではダメですか?」
役場「ダメです。除籍謄本が必要です」
私「戸籍謄本には死亡日も書いてありますが、それではダメですか?」
役場「ダメです。除籍謄本が必要です」

と言われたので、区役所に行きました。
請求用紙には確かに「除籍」というチェックボックスがあります。
これにチェックをして、「除籍謄本」なるものを受領します。
が、受け取ったものを見ると戸籍謄本と何も違いがありません。
で、窓口の方に聞きます。
私「除籍謄本が必要と言われたのですが、これって戸籍謄本と何が違うのですか?」
窓口「同じですよ」
なんじゃそりゃー(怒)

かなり腹を立てて、公証人役場に向かいます。
窓口に出てきたのはおそらく私に電話でウソを教えたクズ野郎。
その当人に「戸籍謄本」と「除籍謄本」を並べて表示し「どちらが除籍謄本ですか?」と聞きました。
クズ野郎は両方を比べながらも、違いが見つけられません。
こちらもかなり気が立っていましたので、先方が謝るヒマもないくらいまくしたてましたので、あたふたしていました。
こちらがしびれをきらして(私は怒ると極端に短気になります)「発行に要した時間とカネをどうしてくれるんだ」と言うと「しばらくお待ちください」と言いだす。
こちらも、別にエラいさんの言い訳を聞きたいわけではないので「もういいです。手続きを進めてください」というと明らかにホッとした表情。

で、私が許したのか?
許したのではありません。ここでその名前をさらしておきます。

私が訪問したのは大阪府堺市にある堺公証人合同役場です。
このブログが、万一にでも話題になったら、公証人役場の皆さんお困りになるでしょうが、自業自得というものです。
なぜそう思うのか?
今回、私が槍玉に挙げた人物だけの問題には思えないからです。
こんな間違った情報を伝えるのは、当人の不勉強もあるでしょう。
ですが、それだけとは思えません。
この役場でのメンバ教育、利用者への配慮、お客様への対応の基本的な考え方、といった組織運営に問題があると強く感じました。
そのような組織を作ったのは公証人の皆さんです。だから自業自得だと思うのです。

さて、謄本を受けとる手順そのものはさほど難しいことはありませんでした。
持参した戸籍などを提示し、必要書類を書いて検索をお願いすると、30分ほどかかりましたが、公正証書の写し(謄本)を持ってきていただきました。

病院などでは薬の間違いや検査結果の取り違いを防ぐために、うっとおしいくらい本人確認をします。
市役所の戸籍や住民票の窓口でも、必ずといっていいほど確認を促してくれます。

それ以上に公正証書を間違って渡したら大変なはずです。
ですから、表紙などで氏名を確認するのかと思っていたのですが、そんなことも一切ありませんでした。大丈夫なのかよ。ホント。
もちろん、帰る時にも頭を下げて見送るなどということは当然なし。

多くの方がイメージする昭和の役所そのもので、なんだかなぁ、というモヤモヤ感の強い公証人役場訪問でした。

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