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ピアノ教室発表会

発表会当日、他の行事と重なってしまい、欠席が2名出てしまいました。
2人ともとてもやる気はあり、「発表会の曲は仕上げたい。」という希望があったので、
次の日に教室で撮影し、DVDに焼いて渡すこととしました。

発表会当日


今回は、教室始まって以来、最長12年レッスンに通ってくれた高校2年生が最後の発表会。数年前から弾きたいと言っていた
ドビュッシー「月の光」
なんとか形にまとめられるよう、
弾きづらい所の練習方法、和音の掴み方、大事な音はどれか・・・

この曲で大事な部分を私自身もレッスンを受けて、研究。わかりやすい言葉・練習方法を提示できるように準備していきました。

最終的に、テンポを揺らしたり間を取る所までいけるといいな。

すると、本人もキッチリ仕上げたい想いが強く、熱心に練習に取り組みました。

リハーサルも長めに時間を取り、しっかり弾き込んで臨むことができました。

開演にあたり

はじめに私から客席に向けてお願い事項を丁寧に説明します。

・このステージに立つまでの生徒さんひとりひとりの努力と保護者の皆さんの協力あっての道のり

・鑑賞マナーについてのご協力のお願い

・生徒の演奏前後の拍手の練習→理想の拍手を演出できるように熱いお願い


そして本番

生徒さんみんな、かなり緊張していました。

しかし、レッスン中に何回も

「ミスしても、弾き直したり止まらなければ、この曲を知らない人には分からないから、とにかく最後まで弾き切ろう」

という話はしておきました。

また、ラストレッスンでは、「どんな演奏がしたい?」

ミスをしないように。

♪聴いている人に「きれいな曲だな」と思ってもらえるように。

♪「弾ききったぜ〜」とガッツポーズしたい。


という具合に、ミスしたことに意識がいかない様な目標をひとりひとりと考え、ラストレッスンから本番まで、そうなるように最後の練習に取り組みました。

緊張感の中で・・・

ピアノの演奏は、独りで舞台に立ちます(1部連弾もあり)

自分の演奏をし、終わったら深々と礼をして自席へ帰る・・・


途中でやめてしまう人はいません。
最後まで自分の舞台を演出できました。


講師演奏

以前は苦手でした。

生徒にはアレコレ言いつつも、自分の演奏に自信がなかったのです。


去年から変わりました。


私もレッスンを受けているのですが、師匠が変わりました。

今の師匠は、本当に楽しそうに演奏し、弾けないところは、いくつも練習方法の提案をして下さるのです。
その中で自分にあった練習法を自宅で取り組みます。

そして、教室の生徒にもできそうな練習方法をドンドン取り入れています。


師匠自身もコンサート等やられるので、その日に向けての練習方法や、その他諸々、演奏者の心構えも教える姿勢も学び、私自身、演奏も生徒への導き方にも自信が持てるようになりました。


今回は、初挑戦のスクリャービン。
『2つの詩曲 作品32  第1曲』

私の前の演奏が、高校生の

ドビュッシー『月の光』


手に汗握って聴き入っていたので、自分の演奏曲がどこかへ飛んでいきそうになりました。
そこで、楽譜をこっそり置いて、頭のフレーズだけ確認して弾き始めました(^_^;)


多少ミスしたものの、気持ちよく流れたので、いい感じだったのでは?!


最後の挨拶

生徒のみんな、キッチリ演奏を終え、礼をして、拍手をもらえたから「目標達成」!

保護者の皆さん、褒めてあげて下さいネ


客席の皆さん、「拍手」がとても素晴らしかった。みんな気持ちよく演奏できました。

ご協力ありがとうございました。

* * *

そして、発表会は幕を閉じました。

最高の発表会でした!!!




サポートをいただきますととても嬉しくなります。いただいたサポートは、私の学びのアウトプットの原動力になります。