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2023年11月 鹿児島クラフトビール旅行

36歳の東京都在住でクラフトビールを愛する夫婦の夫が、先月、2泊3日の鹿児島旅行で満喫したクラフトビールの思い出を綴ります。
最新のビールトレンドを追った感じではありませんが、ジモトに根差した個性豊かなビールと出会えた旅でした。


霧島高原ビール@霧島市

昼前に空港到着後、レンタカーという足を確保した夫婦は地鶏の里 永楽荘で地鶏と黒牛という鹿児島を代表する食材で満腹になった後、ホテルで楽しむクラフトビールを入手すべく、空港近くのバレル・バレーへ。

バレル・バレー内の売店入口

こちらは焼酎で有名な株式会社河内源一郎商店が運営する工場、レストラン、売店が集まった施設である。折角なら食堂でドラフトを満喫したいところであったが、ここで飲んでしまうと以後の計画に大きな影響が出てしまうため、泣く泣く断念。

売店ではボヘミアンブロンド、ボヘミアンケルシュ、CBDブランド、霧島抹茶ケルシュ、ボヘミアンガーネットを購入。
ボヘミアンブロンド、ボヘミアンケルシュ、CBDブランドはホテルで部屋から見える桜島を肴に、残りの2本は飛行機で旅行の思い出と共に満喫。
いずれもインパクトはありませんが、味に外れはなく、旅行先のホテルで楽しむビールとしては文句無しでした。

6本購入したら箱に入れてくれました
霧島高原ビールのボヘミアンブロンド

城山ブルワリー@鹿児島市

2日目は霧島からロングドライで指宿に移動し、砂風呂で汗を掻いてリフレッシュ。こちらには書きませんが、一度は行く価値がある、他には中々無い施設でした。
夕方に鹿児島入りし、17時に開始するハッピーアワーを目的に城山ホテルにあるザ セラー N バロン・ナガサワを訪問。

ハッピーアワーではビールが半額という気前の良さ

城山ホテルは山の上に位置することから、鹿児島市内を一望できる眺めの良さと格式の高さが伺える施設であり、そのようなホテルにあるバーの雰囲気が良くないわけもなく。11月は厳しかったですが、夏に野外席で夜景を見ながらビールを飲めば間違い無いだろうと思わされます。

5種類のタップはいずれも個性を感じさせるラインナップで、直営店にわざわざ来た甲斐がある飲み比べの楽しさあり。
一方でオーセンティックな種類で実力を満喫したかった残念さも少し感じました。

城山ブルワリーのベルジアンホワイト〈桜島こみかん〉

ひふみよブリューイング@鹿児島市

城山ブルワリー後、名物の黒豚しゃぶしゃぶを満喫した我々はそのまま大人しくホテルに帰ることは無く、天文館にあるひふみよブリューイングの直営店、46かごしまクラフトへ。

46かごしまクラフトの外観

訪問時に運良く代表取締役である白澤氏がいらっしゃり、ひふみよブリューイングについて色々と教えてもらえました。
詳しくは下の記事をご覧頂ければと思いますが、障害者雇用によりソーシャルファーム(社会的企業)でありながら美味しいビールの醸造に取り組んでいます。

残念ながらタップリストは取り忘れてしまいましたがペールエールやピルスナー、IPAのオーセンティックなスタイルがラインナップになく、基本的に鹿児島の食材を生かしたビールが並び、これほどまでに尖った品揃えは今まで行ったタップルームの中でダントツです。

ひふみよブリューイングの郡山町かぼす

ASH HEAD BEER@霧島市

予想通り二日酔いで朝を迎えた3日目、鹿児島旅行の取りを飾るのは霧島市にあるASH HEAD BEERのASH HEAD BEER Lab。

ASH HEAD BEER Labの外観

醸造所はまだ開設されておらず、ビールは委託製造であるため、ハウスビールは1種類のみ(霧島酒造のKIRISHIMA BEERに委託)。しかしながらゲストビールも鹿児島のブルワリーであり、旅行者としては嬉しいラインナップ。
ブルワーさんはSankaku Beer Works(行ってみたいが日帰りだと厳しいかな…)でヘッドブルワーを努められていたとのこと。

鹿児島空港までバスで行くことが可能という立地の良さからまた行くことがありそうですが、次は醸造所ができてタップをハウスビールが埋め尽くす頃に是非伺いたいです。

ASH HEAD BEERのBire De Ferme

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