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1枚のネガと1行のセリフ

1枚のネガが現像される。
そこには、さっき自分の目で見た光景のだったり、時にいないはずの少年が映っていたり、見たことのない非現実的な光景が映し出されている。
またある時は、1行のセリフが書き起こされる。
そのセリフは、誰からも聞いたことのないものだったり、
日頃自分の中で反芻していることを代弁していることもあった。

こんなことが頭の中でよく起こり、何かきっかけがあるわけでもないのに、セリフやワンシーンが自然と降ってくる。
降ってきたそれを基に前後の場面やセリフを構成して、note記事や短編小説へとつなげる。
自分でもよく分からない。けど、いつからか自然と頭の中にふっと降りてくる。だから、仕事中でも家事の最中でもYoutubeを見ていても、何をしていても常に頭の中では創作活動が行われている状態。(あなたはこういうことないですか??)
今日もそんなことがあり、とりあえず下書きに残した。近いうちに短編小説にしようかな。

ただ、中々うまくネガとセリフ同士がつながらない。一度降ってきて、次に降ってくるものはさっきのとは全く違う物語や世界観だったりすることがざら。だから、これらから作品を作るのにかなり苦労する。下書きばかりが嵩んでいく。いつかは、この下書きにゆっくり編集を加えて作品に仕立て上げよう。これだけの量が作品に昇華したら、たとえ駄作の束だとしてもどれか一つくらいは名作になるだろう。そう期待しながら、誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを今日も独り回し続けよう、そこにある光のままに。

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