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前澤友作氏の映画「僕が宇宙に行った理由」を見てきました!

2023年12月29日。元ZOZO代表の前澤友作さんの映画「僕が宇宙に行った理由」が公開になりました。都合が合ったので公開初日に見てきました🚀


前澤友作氏のISS滞在がドキュメンタリー映画に!

この映画は2021年に同士がISS(国際宇宙ステーション)に12日間滞在した際の準備と滞在中、そしてその後を追ったドキュメンタリー映画です。実際に約90分間の映画の6,7割はISSに行くまでの話。残り3,4割が滞在を経た心境を語るものとなっています。

映画はどこで見れるのか?

映画は12月29日から全国のTOHOシネマズ系で公開されています。私は六本木ヒルズのTOHOシネマで鑑賞。

いったいどの層が見に行くのだろう…?と気になりながらチケットを予約します。前日でも余裕でチケットを買うことができました。

当日、ワクワク…

夕方、六本木ヒルズのTOHOシネマに行くと、なんと映画館の入り口にこの映画のポスターが….!

映画館の入り口にポスター

映画を見る劇場は六本木TOHOシネマの中ではやや小さめのところ。夕方の回で、全体の5~6割の席が埋まっている感じ。
客層は、いわゆるアントレプレナー/アーティスト界隈の”前澤さんカッコイー!”勢と、ロケット大好き宇宙ファンおじさん達。面白く2極化してました。

見終えた感想

まず全体の感想ですが、見てめっちゃ良かったと思いました。宇宙ファンならMust Seeだと思います。宇宙分野に関わっている人であればだれでも心に持っているあの「ワクワク感」と、それが成功したときの「感動」を感じることができます。大変な準備期間を経てソユーズが打ちあがり、青い地球が見えたシーンはとても感動しました。

そしていくつか気づきがありました。
まず宇宙に行くまでの準備ってめちゃくちゃ大変なんだなと言うこと。
通常は半年かかるところを3か月で準備したそうなのですが、それでもプロセスが多い。ヘルスチェック、身体耐性チェック、ロケットや有人宇宙船に関する座学、ロスコスモスだけではなくISSの各モジュールの仕様を学びにNASA、JAXA、ESAを巡ること、ソユーズの専用の座席や宇宙服の製作、無重力体験、ソユーズの操作シミュレーションなど。

特に体力テストは尋常ではない大変さだと思います。最大8Gに耐えるテストや、しばらく逆さまにされて急に戻されて血圧や体調を図るテストなど。縦方向にGがかかると、頭の血が”一気に”体の方に流れていくのでブラックアウトしてしまうのだとか。いつか自分も死ぬまでに宇宙に行ってみたいと思っていたけれど、そのためには体を大事にしないといけないということを身に染みて感じました。

しかも前澤氏とバックアップを含む同乗クルーの方々は、親知らずが残っていることや副鼻腔炎のために一度ヘルスチェックを不合格になり、大急ぎで治療をしたとのこと。宇宙に行くにはここまで莫大な資金と時間が必要なのか…と言うことを再認識させられます。

「この景色は国のトップの人が来て自ら見ないといけないよね」、「宇宙から地球を見ると非常にシンプルに感じる。海と陸地があって、1つの地球で人々が生活している」という前澤氏の言葉が印象的でした。地球は1つで、みな繋がっているのだということを再認識することができる。そうすれば争いをしようという考えにはならないのではないかと。自分もいつか宇宙に行って同じように思えたら幸せだなと思います。

前澤氏は近々月周回旅行にも行く予定です。Starshipの開発が遅れているのでいつ実現するかは未定ですが、少なからず2020年代半ば過ぎくらいには実現するのだろうと思います。いよいよ人類が半世紀ぶりに月に行く時代。ワクワクが止まりませんね!




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