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燭台大蒟蒻


燭台大蒟蒻 (ショクダイオオコンニャク)


インドネシアのスマトラ島に固有自生する
サトイモ科の植物である。高さが3.5m、
直径が1.5mにもなる巨大な花を咲かせる
事から『世界最大の花序』と呼ばれている。
その花は腐った肉の様な強烈な悪臭を放ち
鼻がひん曲がりそうになると言われている。
これにより蝿(ハエ)などの悪臭を好む虫
たちに受粉を手伝わせるものである。


サトイモ科の性質から、地下には大きな芋
(球茎)があり、毎年そこから一枚の巨大な
葉を出して光合成により栄養を蓄えていく。
このサイクルを数年経て球茎に十分に栄養
が蓄えられて、やっと花芽を出すのである。


この開花周期は7年と言われているもので
咲いたとしても、たった2日間でその花は
終わるものだという。


筑波実験植物園では、この植物を2年間隔
で5回連続の開花記録を続けているのだと
いうもので、これはいつか咲いている花の
姿を是非とも見てみたいと思っている。


この植物の受粉には、ハエよりシデムシが
適しているのだとこの植物研究施設のHP
に記載されている。

こんなに立派な樹木に育つものなのだなと
上を見上げてしまう。その幹に入る斑紋に
特徴があるのと、リーフデザインも美しい。




開花した花の写真は、宇治市植物公園に展示された
写真を撮影したもの。これは実物を見てみたい。
撮影のあかつきにはタイトル写真にこの花を飾って
みたいと思う。



和名 燭台大蒟蒻
   (ショクダイオオコンニャク)
   死体花
   (シタイバナ)
   お化け蒟蒻
   (オバケコンニャク)
洋名 タイタン アラム
   (TITAN ARUM)
   コープス フラワー
   (CORPSE FLOWER)
学名 アモルフォファラス タイタナム
   (AMORPHOPHALLUS TITANUM)
分類 オモダカ目、サトイモ科、コンニャク属、
   ショクダイオオコンニャク種
種類 多年生植物
草丈 2.5〜4.5m
開花 春
花色 なんとも言えない複雑な色
原産 インドネシア スマトラ島
言葉 柔軟
撮影 宇治市植物公園


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