ブーゲンビリア サンデリアナパープル　　　　　　

BOUGAINVILLEA -
SANDERIANA PURPLE


ナデシコ目、オシロイバナ科、イカダカズラ属
の多年生植物で中南米が原産となる。


ブーゲンビリアと云う名は、ブラジルの地で
この植物の木を発見したフランス人の探検家
ブーガンヴィルの名に由来する。こんなにも
素敵な植物に自分の名が残るのは羨ましい。


この植物は鮮やかなその色でとても目を惹く
ものだが、これは包葉と呼ばれるものとなる。
薄クリーム色のあまり目立たない小さな花を
三枚の包葉が取り囲む様にして彩りを添える。
包葉は一般には三枚だが、六枚の品種もある。


紫、桃、赤、橙、黄、白、と色は多種多様で
その鮮やかな色で受粉協力者であるハチドリ
を呼び寄せる。スッと伸びたスリム過ぎる花
はオシロイバナ科のそれをコンパクトにした
形状であり、ハチドリは細い嘴を花に挿して
舌先で蜜を絡めとる。


今回、沖縄で見つけたブーゲンビリアの花は
何とも美しい色で、サンデリアナパープルと
云う品種で、初めて見るこの色に私は心の中
で小さな小人達が小躍りをしているのである。

大喜びで写真を撮る。本来なら３０分ほどの
時間をかけて撮影したいところだが、合宿の
他のメンバーは南国の美しい花など興味なく
サッサかと行ってしまう。なので見失わぬ様
にパシャパシャと写真撮影をしては小走りと
いう状況での撮影となる。沢山の花の写真は
そんな過酷な撮影状況であり、それぞれへの
撮影時間はほぼ１分なのである。

和名　筏葛 （イカダカズラ）
　　　九重葛 （ココノエカズラ）
洋名　ブーゲンビリア （BOUGAINVILLEA）
学名　ブーゲンビリア グラブラ
　　　（BOUGAINVILLEA GLABRA）
品種　サンデリアナパープル　　　　　　
　　　（SANDERIANA PURPLE）
分類　ナデシコ目、オシロイバナ科、
　　　イカダカズラ属
種類　多年生植物
草丈　３〜５ｍ
開花　夏〜秋
花色　白
苞色　赤、橙、黄、白、桃
原産　中南米
言葉　情熱的、頑強、辛抱強い
撮影　沖縄県宮古島　シギラベイ

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