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伊良部海蛇



伊良部海蛇 (エラブウミヘビ)

コブラ科、エラブウミヘビ属となる海中に生息
する爬虫類。蛇中の中で一番毒性の強いもの。

その名称『伊良部海蛇』が示す通り、沖縄県下の
宮古島(ミヤコジマ)は伊良部島(イラブジマ)
の名がつく通り、沖縄県の海域に生息する爬虫類
である。写真のものはシュノーケリングの最中に
空気を吸うために海面へ顔を出して、再び持って
いく姿を捉えたものである。

このウミヘビは、沖縄では食用として捕獲されて
味噌汁などの具材として利用されているのをTV
の朝の情報番組でもやっていた。

このエラブウミヘビは、猛毒を持つ爬虫類であり
その毒は『エラブトキシン』という神経毒となる。
コブラ科に属するこの毒だが、この種類の中では
最も毒が強く、同じ沖縄に生息する波布(ハブ)
の毒の70〜80倍とも言われている。

基本、臆病な蛇でもあり、手を出さない限りは
噛まれる心配などはないが、これを食用としての
捕獲時に謝って噛まれると毒により命を落とす。

撮影中は、その身体を飾る縞々パターンの美しさ
に目を奪われたものである。





和名 伊良部海蛇 (エラブウミヘビ)
洋名 チャイニーズ シー スネーク
   (CHINESE SEA SNAKE)
学名 ラティカウダ セミファスシアタ
   (LATICAUDA SEMIFASCIATA)
分類 有鱗目、コブラ科、エラブウミヘビ属
種類 爬虫類
全長 70〜150cm
毒性 エラブトキシン(神経毒) 
症状 麻痺、呼吸困難、致死
分布 日本 沖縄を中心とした海域
   朝鮮、中国、台湾、インドネシア、
   フィリピン、他
撮影 宮古島の海域


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