アダムズ アップル
（ADAM'S APPLE）


インド原産のキョウチクトウ科の常緑小低木
アダムズ アップルの洋名がつく植物となる。


エデンの園の中央部には、二本の樹木が立ち
一本は『生命の樹』、もう一本は『知識の樹』


後者は食べてはならぬと言われていたものを
蛇（悪魔）に唆された事より、イブもアダム
その『知識の樹』の『禁断の実』を口にする。


欲張りな性質をもったイブ（女）はその実を
二つも食べてしまった事により、その胸には
二つの膨らみが生じて乳房となった。それは
この世の苦行として出産と育児と云う苦しみ
を課せられたのである。イブに誘われるまま
その実をひとつ食べたアダム（男）には喉仏
が出来てしまう。こちらには労働という苦行
が課せられた。そして両者には寿命、永遠の
命というものを剥奪されたのである。


食べてしまうと死が訪れる実、このことから
アダムズアップルの名がついた植物となる。
キョウチクトウ科と分類される植物は基本的
には全種類が猛毒で致死に値すると覚えた方
が良い。この植物もインドールアルカロイド
系の毒を有する事から可食不可とされている。

花はとても魅力的です美しいのだけど有毒。
樹液でも手指に炎症を引き起こすもの。

和名　三友花 （サンユウカ）
洋名　ピンホイール フラワー
　　　（PINWHEEL FLOWER）
　　　クレープ ジャスミン
　　　（CRAPE JASMINE）
　　　ネロズ クラウン
　　　（NERO'S CROWN）
　　　アダムズ アップル
　　　（ADAM'S APPLE）
　　　フラワーズ オブラブ
　　　（FLOWERS-OF-LOVE）
学名　タベルナエモンタナ ディバリカタ
　　　（TABERNAEMONTANA DIVARICATA）
分類　リンドウ目、キョウチクトウ科、
　　　サンユウカ属
種類　常緑小低木
　　　有毒植物
毒性　アルカロイド系
　　　（インドールアルカロイド）
症状　下痢、嘔吐、腹痛、麻痺、幻覚、
　　　精神錯乱、臓器障害、致死
草丈　０.５〜５.０ｍ
開花　６〜１０月
花色　白
花径　３０〜４０ｍｍ
原産　インド
言葉　白い天使
　　　清楚
　　　温故知新
撮影　沖縄県宮古島

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