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櫓葱


櫓葱 (ヤグラネギ)


葱(ネギ)の変種となる。


一般の葱(ネギ)は、花茎の先端には葱坊主
(ネギボウズ)と呼ばれるぼんぼり状の花を
咲かせる姿を見せてくれるのだが、この櫓葱
(ヤグラネギ)が花茎の頂点に形成するのは
珠芽(シュガ)と呼ばれるもので、小ネギで
ある。この小ネギが櫓(やぐら)に似ている
事から櫓葱(ヤグラネギ)の名が付けられる。
この小ネギが付く時期が5月となっており、
晩春~初夏に珠芽を植えつけることで容易に
次の葱の繁殖が可能というものであり、この
サイクルはずっと受粉なしで継続ができると
いうものである。


一般の葱は、受粉により個性が混じり合うが
この櫓葱は、オリジナルと同じDNAの葱が
出来るので、その品質が良ければいう事なし
の品質のエンドレス栽培の野菜となる。

※ 追加情報
コメント欄にて、この植物には別名がある事を
教わったので色々と調べてみたら、次の様な名も
ある事が分かったので、ここにその別名を追記。


三段葱(サンダンネギ)
三階葱(サンカイネギ)


小ネギが生じる部分の櫓が、二段、三段、四段
と、多段、多階、になる事からつく名称となる。
情報に感謝と同時に、植物基本情報欄も追加の
名称を記した。過去の記事であれ、ご指摘ある
誤情報には訂正を、追加の情報などはキチンと
していきたいと考えている。






和名 葱 (ネギ)
   長葱 (ナガネギ)
   一文字草 (ヒトモジクサ)
洋名 リーク (LEEK)
   ウェルシュ オニオン
   (WELSH ONION)
学名 アリアム フイスタロサム
   (ALLIUM FISTULOSUM)
品種 櫓葱 (ヤグラネギ)
   三段葱 (サンダンネギ)
   三階葱 (サンカイネギ)
分類 キジカクシ目、ヒガンバナ科、
   アリウム属
種類 多年生植物
   分裂型植物
草丈 30〜100cm
開花 なし (小ネギ時期は5月)
花色 なし
原産 中国西部からシベリア
言葉 笑顔
   ほほえみ
   愛嬌
   挫けない心
撮影 武田薬品工業京都薬用植物園

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