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ANEMONE


アネモネ (ANEMONE)


キンポウゲ科、イチリンソウ属、アネモネ種


夏場には地上部を枯れさせ塊根で次の春まで
休眠するスプリング エフェメラルとなる。


イチリンソウ、ニリンソウの植物は、全てが
このスタイルのものとなる。


アネモネの名の語源は、ギリシャ語で『風』
を意味する言葉で、これはこのれ植物の種に
つく長い毛が風に乗って遠くまで飛ぶ事から
くるものである。


この植物にはもうひとつ、アドニスの名前で
真っ赤なアネモネが園芸ショップに並ぶのを
見ることがあるが、こちらはギリシャ神話に
出てくる美少年アドニスが流した血の跡から
この植物が生えてきたという話によるもの。


この植物はとても美しい花を咲かせてくれる
ものだが、ここでのそれは花弁などではなく
大きな萼がそれに代わる役割を果たしている。


これを前にすると、私はもうついつい時間を
忘れて写真を撮り続けてしまう。私が中学の
時に父からフィルム式の二眼のカメラを貰い
撮影した花に、このアネモネは何枚もある。


当時は花の名も知らぬまま、ただ撮ってた。
今では被写体の正体や生態を知る事が大事と
思って撮っている。被写体のアネモネは前も
今もただ私の前で可愛く咲いてくれている。





和名 牡丹一華 (ボタンイチゲ)
   花一華 (ハナイチゲ)
   紅花翁草 (ベニバナオキナグサ)
洋名 アネモネ (ANEMONE)
   アドニス (ADONIS)
学名 アネモネ コロナリア
   (ANEMONE CORONARIA)
分類 キンポウゲ目、キンポウゲ科、
   イチリンソウ属、アネモネ種
種類 多年生植物
   球根植物
   スプリングエフェメラル
草丈 25〜40cm
開花 3〜5月
花色 赤、桃、紫、青、藍、白、混色
花径 30〜80mm
原産 地中海沿岸部
渡来 1872年
言葉 はかない恋
   恋の苦しみ
撮影 京都府立植物園

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