モンクス フード（MONKS HOOD）



和名では、山鳥兜 （ヤマトリカブト）
猛毒植物である。

モンクスフードの洋名は英国に於いてかつて
暗殺に長けた修道士の姿からの名称となる。

ゲーム世界のアサシンクリードの画像からは
よくお分かり頂けるものだと思う。
この植物には、以前に紹介させて頂いた通り
『ヘルメットフラワー』の名も付いている。

『ASSASSIN』とは、殺し屋、暗殺者の意味。
『山鳥兜』は、ヒグマをも殺す程の猛毒植物。

共通点は、フード姿と、他の命を奪う能力。

沢山撮ったので、沢山載せた。
これを見て、危険植物の山鳥兜を覚えよう。
葉に触れても痺れる程の毒であるのでご注意を。

驚いたのは、こちらの写真である。

トリカブトの蜜にも、毒は含まれるが、蜂には
耐性があるものと色んな文献には書いてあるが
この蜂は、何度触れてみても動かずに残念な事
であるが、既に死んでた。

可哀想な姿である。もしかしたら個体としては
弱っていた蜂だったのかも知れず手を合わせる。

これら蜂が集めたトリカブトのハチミツは猛毒
を含んだものであり、我々もこのハチミツ摂取
すると死に至る。この様に毒のあるハチミツの
事を洋名で『マッドハニー』（MAD HONEY）
と呼ばれている。

こちらは群生している姿となる。

和名　鳥兜 （トリカブト）
　　　山鳥兜 （ヤマトリカブト）
洋名　モンクス フード
　　　（MONKS HOOD）
　　　ヘルメット フラワー
　　　（HELMET FLOWER）
学名　アコニタム ジャポニカム
　　　（ACONITUM JAPONICUM）
分類　キンポウゲ目、キンポウゲ科、
　　　トリカブト属、ヤマトリカブト種
種類　多年生草本
　　　致死性猛毒植物
草丈　６０〜９０cm
開花　８〜１１月
花色　紫
花寸　２５mm
毒物　アコニチン、メスアコニチン
　　　（アルカロイド系）
症状　手足麻痺、嘔吐、腹痛、下痢、不整脈、
　　　血圧低下、痙攣、呼吸不全、致死
原産　日本
言葉　騎士道
　　　栄光
撮影　六甲高山植物園

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