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斑入額紫陽花


斑入額紫陽花 (ハンイリガクアジサイ)

ミズキ目、アジサイ科、アジサイ属の多年生植物

額紫陽花は中央部にある細やかな花を取り囲む様
にし、その周囲を大型の装飾花(ソウショクカ)
が取り囲むその様子を指し、絵を飾る額に喩えて
額紫陽花(ガクアジサイ)の名前が付いたもの。


紫陽花のこれが原種であり、この美しさに見惚れ
日本原産の花は海を渡った訣である。海外の行先
毎に気候も風土も違う。それら異国の大地で沢山
の品種が世の中に生まれ育ち、それらが日本へと
逆輸入をされたのである。


額紫陽花(ガクアジサイ)の周囲を取り囲む額花
は、前述の通り装飾花であり、萼部分の発達した
これらが周りを取り囲み、虫を誘引する目的の為
のものであり、雄蕊も雌蕊もない。これら生殖の
機能のない花を中性花(チュウセイカ)と呼ぶ。


真ん中に密集して咲いている小さな花たちの事は
両性花(リョウセイカ)であり、雄蕊雌蕊もあり
虫に対し蜜の提供と引き換えに、受粉の手助けを
して貰うものとなる。


この掲載している写真のものは、青系の花たちと
斑の入った美しい葉が素晴らしい額紫陽花。



和名 額紫陽花 (ガクアジサイ)
洋名 ハイドランジア (HYDRANGEA)
学名 ハイドランジア マクロフィラ
   (HYDRANGEA MACROPHYLLA)
品種 斑入額紫陽花 (ハンイリガクアジサイ)
分類 ミズキ目、アジサイ科、アジサイ属
種類 多年生植物
草丈 1〜4m
開花 夏
花色 紫、青、白、桃
原産 日本
言葉 移り気
   浮気
   冷淡
撮影 宇治市植物公園


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