チランジア ウスネオイデス
（TILLANDSIA USNEOIDES）



イネ目、パイナップル科、チランジア属。
全く属性がピンとこないのが面白い。
こう見えて多年生植物である。



この樹木から垂れ下がる植物は、過去から
何回か撮影をしてきたが、掲載写真として
納得いくものが撮れずにボツにしてきた。



この写真のものは、植物販売の専門店での
撮影で、他の植物とも混ざらず、ちゃんと
単体での綺麗な撮影ができ、良しと判断。



猿尾枷擬（サルオガセモドキ）の和名がつく
植物だが、空気中の湿度を植物全体で受けて
生きるエアプランツのひとつである。
名前の最後に （モドキ）が付くのかというと
猿尾枷（サルオガセ）という見た目そっくり
な地衣類が他に存在するからである。



洋名のスパニッシュモスはフランスの探検家
がこれを見つけた時、征服者であるスペイン
人の長い顎ひげを連想させて命名したもの。
モス（MOSS）は苔を意味する言葉であるが
本種は植物である。

和名　猿尾枷擬 （サルオガセモドキ）
洋名　スパニッシュ モス 
　　　（SPANISH MOSS）
学名　チランジア ウスネオイデス
　　　（TILLANDSIA USNEOIDES）
分類　イネ目、パイナップル科、
　　　チランジア属
種類　多年生植物
　　　エアプランツ
草丈　１０〜２００ｃｍ
開花　春〜秋
花色　緑、黄、青
原産　メキシコ、ブラジル
言葉　取捨選択
撮影　ファミリーガーデン陽春園植物場

花言葉が『取捨選択』ｗ
色気はないが面白い。


大気中の水分を吸収して生き続けるものが
エアプラント。これも今後の特集予定の
植物のひとつとなる。