洋名　アナナス タイガー ストライプ
　　　（ANANAS TIGER STRIPES）
　　　アマゾニアン ゼブラ プラント
　　　（AMAZONIAN ZEBRA PLANT）
学名　エクメア チャンティニー
　　　（AECHMEA CHANTINII）
分類　イネ目、アナナス科、エクメア属
種類　着生植物
草丈　６０〜８０ｃｍ
開花　春〜秋
原産　ブラジル、ベネズエラ、コロンビア、
　　　エクアドル
言葉　他人を思う気持ち、思慕の情
撮影　服部緑地都市緑化植物園

ロゼッタ状に葉が重なりながら成長するアナナス
種の中でも、最も美しいと謳われているのがこの
ストライプ模様の入ったアナナスと言える。




タイガーストライプ、ゼブラなど、その国々で
名称が色々あるのも人気が高い証拠である。
上の写真は花が咲いているのを撮影できたもの。




野生のものは、樹木の高いところに着生して、
水を葉の中蓄えながら生き続ける。

この植物は園芸家からの人気が
高いもので、一般的な市場価格の相場は
約１５,０００円程度で販売されている。

樹木の高い部分に着生したこの植物は、特定の
生物にとっては大切な育児場所となる。
その生物とはあの矢毒蛙（ヤドクガエル）である。
毒の強さが際立っており、昔は狩猟や戦闘の時に
このカエルの毒を鏃（ヤジリ）に塗ってやって
その矢を放つ。コレを身体に受けたものはその毒
に倒れる。あの不死身を誇るゴルゴ１３もコレに
倒れた時には瀕死状態にさせられた程の毒となる。
不死身なので生き残ったが…

その生息域や、毒物質チャート、など各種研究が
為されているブリーダーも多いカエルである。
その毒は指で触れただけでも致死に至る程なので
一般人が飼育するべきではないシロモノだと思う。

カラフルで見るからに派手で毒々しいあの矢毒蛙
（ヤドクガエル）、は『私を食べたら死ぬからね』
のＰＲが半端ないのだが、卵からオタマジャクシ
が孵ると母親ガエルが、それを背中に背負ってやり
エッチラオッチラと高いところに生えているこの
アナナスの水の溜まった部分へ運び泳がせる。
それもアナナスのひとつに対して、一匹だけをその水溜りに入れてやるというものである。

爬虫類や、両生類などの生き物などは一般には卵を
産みっぱなしで勝手に育て、のものが殆どである。

カエルにはヤドクガエルやコオイカエルなどの様に
オタマジャクシの生存率を上げるために親ガエルが
こんな風にして頑張るものがいたりする。

＊カエルなどに関する全ての画像はネットから拝借
させて頂いたもの。