ウイングド スピンドル ツリー
（WINGED SPINDLE TREE）

ニシキギ目、ニシキギ科、ニシキギ属

日本を原産とする落葉低木、錦木（ニシキギ）
である。庭木や生垣として昔から利用されて
いるお馴染みの樹木。

特徴的な、枝先に付いておるウイング状の部位。
剃刀ノ木（カミソリノキ）、剃刀（カミソリ）
とも呼ばれている訳だが、この部位は漢方へ
利用されるもの。

夏の時期にこのウイングをパキパキと折って
それらを天日干し、アルミ箔に包んで炙って
黒墨状にしたものを潰し粉状にする。

この黒粉は打撲箇所の治療に幹部に使用して
炎症を鎮める効果もある。

このコルク質のウイング、見た目は剃刀なのが
実際には炎症を抑えてくれる薬となる。

洋名では、ウイングド スピンドル ツリー
（WINGED SPINDLE TREE）と呼ばれて
その意味は『主軸に翼のある樹木』となる。

このウイングが生えている理由は、鹿などの
食害回避のための自己防衛の為との説もある。

和名　錦木 （ニシキギ）
　　　剃刀ノ木　（カミソリノキ）
洋名　ウイングド スピンドル ツリー
　　　（WINGED SPINDLE TREE）
学名　ユーオニムス アラタス）
　　　（EUONYMUS ALATUS）
分類　ニシキギ目、ニシキギ科、ニシキギ属
種類　落葉低木
草丈　１〜７ｍ
開花　春〜初夏
花色　緑
花径　１〜２ｍｍ
原産　日本、中国
言葉　危険な遊び
撮影　北山緑化植物園

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