ユーフォルビア ミルシニテス　
（EUPHORBIA MYRSINITES）

キンノトラノオ目、キジカクシ科、
ユーフォルビア属の多肉性の多年生植物。


ヨーロッパや中近東を原産とする植物で
日本に入ってきたのは最近になってからで
流通数も個体数もこれからの植物である。


乾燥にも強い品種で、こぼれ種で拡散して
いくもの。グランドカバー能力に長けており
繁殖力旺盛でロックガーデンに適しておる。
岩の間の少ない土でも根付いて生えるもので
侵襲性を持つので植える際は注意が必要。


ハワイとは全く関係ないが、私の知るハワイ
料理のお店には何故かこの植物が定番として
植えられてて、目にも楽しい植物のひとつ。


花と葉の色の違いが違和感を感じさせてくれ
その不思議さも魅力である。この葉には毒を
有するので虫がこれを食べないのと、耐寒性
も耐暑性にも優れたもので、ガーデニングの
初心者向きでもある。


私をユーフォルビア植物に前のめりにさせた
最初の植物が、実はこれなのである。

こちらはリーフである。
ロゼッタ状が連続したカタチで繋がる面白い葉
がその特徴で、これは分岐はしないで根本から
次々とこれが生える形態である。これは前述の
通り、有毒なので虫の被害がないのである。

続けてこちらが花である。シルバーリーフとは
対照的で、プラスチックっぽい質感と色が面白く
葉と花のギャップが愉快なもの。

洋名　クリーピング スパージ
　　　（CREEPING SPURGE）
　　　ドンキー ティル
　　　（DONKEY TAIL）
　　　マートル スパージ
　　　（MYRTLE SPURGE）
学名　ユーフォルビア ミルシニテス
　　　（EUPHORBIA MYRSINITES）
分類　キントラノオ目、キジカクシ科、
　　　ユーフォルビア属
種類　多年生草本
草丈　２０〜４０ｃｍ
開花　４〜６月
花色　黄緑色
花径　４〜５ｍｍ
原産　ヨーロッパ、中近東
言葉　明るく照らして
撮影　京都府立植物園

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