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HARLEQUIN GLORY BOWER


ハーレクイン グローリー バウワー
(HARLEQUIN GLORY BOWER)


シソ目、シソ科、クサギ属の常緑樹


日本では、北海道から沖縄までの全土、
東南アジアにおいても広く自生する植物。


日本では一般名所として、臭木(クサギ)と
呼ばれる植物で、これの葉や茎を傷付けると
放たれるゴムを焼いた様な匂いに由来する。
なので、この名称からあまり良くない印象が
ある事から庭に植えられる事はあまり無い。


海外でも、この匂いをピーナッツバターの
様な匂いがするとピーナッツバターツリーや
ピーナッツブッシュなどの名も付いている。


これら独特な臭気問題から、敬遠されている
だけではなく、ユニークな実の見た目からは
ハーレクイン グローリー バウワーの名称も
付いている。


ハーレクインとはフランス語のアルルカイン
を英語読みしたものであり、その意味とは
道化師を意味する。中世ヨーロッパに於いて
一座の中でも人気のある道化師の一人の名が
ハーレクイン。恋物語の多くの語りべとして
活躍したもので、その時の衣装のパターンに
このダイヤモンド型のマークが並ぶもの。


ハーレクイン社は、このハーレクインが身に
付けているダイヤモンドパターンをとって
会社のロゴマークにしている。


ハーレクイングローリーの真っ赤な萼片が
同じハーレクインパターンに近いカタチから
この名称となっているもの。


真っ赤な萼片から姿を表している瑠璃色の実
がとても美しい。この実は大量に集めたのを
煮詰めたその液に衣類を含浸させたその上で
金属イオン反応をさせると空色に染め上がる。


臭木(クサギ)というネガティブな名称から
日本では日陰ものとされているが、鑑賞価値
も高く、染料や医薬用途にも使われる植物で
海外では大切にされる植物である。


植物はその名の付け方次第で、大切にも邪険
にもされたりして、この植物は日本では後者
となっている。不遇な境遇を残念に思う。



和名 臭木 (クサギ)
   臭梧桐 (シュウゴドウ)
洋名 ハーレクイン グローリー バウワー
   (HARLEQUIN GLORY BOWER)
   ピーナッツブッシュ
   (PEANUT BUSH)
   ピーナッツ バター ツリー
   (PEANUT BUTTER TREE)
学名 クレロデンドラム トリチョトマム
   (CLERODENDRUM TRICHOTOMUM)
分類 シソ目、シソ科、クサギ属
種類 常緑樹木
原産 日本、中国、韓国、台湾、インドネシア、
   フィリピン
言葉 治癒
撮影 京都、東福寺の周辺

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