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楓 (カエデ)


ムクロジ目、ムクロジ科、カエデ属の落葉樹


これは一般に、伊呂波紅葉 (イロハモミジ)
と呼ばれるもので、その理由は人の手に似て
いる事に由来しており、昔の人が数を数える
時に指を折りながら『いろはにほへと…』と
数えたからの名称である。


では、この『カエデ』という名はどこからの
ものかというと、蛙の手(前足)に似ている
からで、蛙手が語源になる。


なんて、昔の人達が自然のものを目の前にし
色んな名前を考えてくれた名残が我々の今の
時代にも生きている。


と、さんざん葉からのネーミングを語り乍ら
葉はいずこ。まだ、寒くて葉は出ておらずで
寂しく実が寒々しく枝に残る写真である。


カエデは、全ての葉を散らしてから、その実
を落とす。強い春風が吹いた時になってから
遠くへと種を飛ばしてやる為には葉が邪魔と
なる。だから、葉は全て落ちてから強い風が
吹いてやっと、この実は飛んでいく。


カエデの実は、二つが組となって並んでいる。
ずっとペアで組んできたものだが、落下して
いく時には、離れ離れにひとつずつ落ちる。

強風に煽られ脱落すると、クルクルと美しく
旋回しながら次の芽を出すために飛んでいく。



和名 伊呂波紅葉 (イロハモミジ)
   小葉紅葉 (コバモミジ)
   紅葉 (モミジ)
   高雄楓 (タカオカエデ)
   楓 (カエデ)
洋名 ジャパニーズメイプル
    (JAPANESE MAPLE)
学名 エイサーパルメイタム
   (ACER PALMATUM)
分類 ムクロジ目、ムクロジ科、カエデ属
種類 多年生落葉樹
草丈 5〜15m
開花 春
花色 赤
花径 6〜8mm
原産 日本(福島県以西)、アジア諸国
言葉 大切な思い出
   美しい変化
撮影 吹田里親道路

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