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延齢草


延齢草 (エンレイソウ)


ユリ目、シュロソウ科、エンレイソウ属
多年生植物


三枚の丸みを帯びた葉が並び、茎がその先に
伸びた部分に花を咲かせる。


その花に花弁はなく、三枚あるのは萼片。


この植物は芽が生じてから花が咲くまでに
平均すると約15年も掛かるとされており
長生きをしなければ、その花を拝むことが
出来ないとの事からこの『延齢草』の名称が
ついたと云う。


また、その茎根にはサポニン成分を含んで
いる事から昔から胃腸薬としての薬に使用
されてきたものであり、これも名称の由来
の一部とも考えられている。


こうしてその花を写真に捉えているのだが
15年もの結晶だと思うと感慨深く思う。


花言葉に『奥ゆかしい美しさ』とつくのは
三枚葉をドレスに着た三枚萼の花咲く姿を
美しき女性に見立てた事からのものであり
この植物自体も『森の貴婦人』と呼ばれる。



和名 延齢草 (エンレイソウ)
   立葵 (タチアオイ)
洋名 ウェイク ロビン
   (WAKE ROBIN)
学名 トリリアム スマリイ
   (TRILLIUM SMALLII)
分類 ユリ目、シュロソウ科、
   エンレイソウ属、エンレイソウ種
種類 多年生植物
草丈 20〜50cm
開花 4〜6月
花色 紫掛かった緑(萼片)
花径 5〜9cm(萼径)
原産 日本(北海道〜九州)
言葉 奥ゆかしい美しさ
   叡智
撮影 六甲高山植物園

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