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ブルーエゴナク「sad」出演者インタビュー

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2018年12月14日(金)に開幕するブルーエゴナク「sad」についてのインタビューマガジン _/_/_/2018年12月14日(金)〜16日(日) ロームシアター京都 ノースホ… もっと読む
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記事一覧

平嶋恵璃香 ──【sad】出演者インタビュー⑧

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。 1、「sad」の印象について 悲しさ、という意味のタイトルですが、悲しい悲しいと訴えているわけではなく、ただそこにある、存在している無数の悲しみに対して、そこにあるね、と独り言みたいにつぶやくような、そんな作品かなと思

西村貴治 ──【sad】出演者インタビュー⑦

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。 1.「sad」の印象について つついて突いて小さな穴から夢心地で心と頭の中を覗き見てるような印象。魅せ方聞かせ方はまだまだこれから変化していくでしょうが、着地したときに 観ている方の記憶のどこかに引っかかっていくんだろ

諏訪七海──【sad】出演者インタビュー⑥

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。 1、「sad」の印象について ありそうでなさそうでありそうな時間、あったかもしれない時間。いたかもしれないし、いなかったかもしれない人たちの話のようだと、それが稽古初日から今日までの印象です。 稽古を重ねるにつれ、自

福井菜月──【sad】出演者インタビュー⑤

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。 1、sadの印象について タイトルがまんまなんだけど、タイトルのまんまイメージで固めて見ちゃうと勿体無いって思う。 「それ」って結局人それぞれだし、受け取り方も吐き出し方も、絶対に同じものなんてあるはずが無くて、だか

菅 一馬──【sad】出演者インタビュー④

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。 1.「sad」の印象について 「sad」は、悲しい。 普段のいつもの暮らしの中で、難しいことは人それぞれあると思うのですが、それを直で誰かにそのあたりにいる人になかなか言えないなと自分はなります、だからそれを歌にしたり

大石英史──【sad】出演者インタビュー③

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。 1、「sad」の印象について 人と共有できない「悲しみ」を扱っている作品に思っています。人が生きている以上それぞれが持ってしまう「悲しみ」を、ただ提示、表明する作品に思います。それぞれの「悲しみ」は他人と共有できるもの

ブルーエゴナク『sad』出演者インタビュー

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、作品創作に関してお話し頂くインタビューシリーズ。 No.1 木之瀬雅貴 No.2 松岡咲子 No.3 大石英史 No.4 菅一馬 No.5 福井菜月 No.6 諏訪七海 No.7 西村貴治 No.8 平嶋恵璃香 ロームシアター京都×京都芸術センタ

松岡咲子──【sad】出演者インタビュー②

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。 1、「sad」の印象について イヤホンやヘッドフォンで音楽を聴いている感じです。シャッフル再生してる感じ。自身で操作せずに一人ぼっちで流れてくる音楽を聞いている時間。曲を聞き流す(聞き流れる)こともあれば、急に全てを割

木之瀬雅貴──【sad】出演者インタビュー①

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、作品創作についてお話し頂いた。 1、「sad」の印象について 印象、を答えるのが難しいです。 稽古が進むのと共に徐々に台本が上がってくるんですが、シーンが追加されるたびに驚きや発見があって、それまでのイメージががらっと変わったりします。さながら連載小説を読んでる