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ラグビーチームを作った話

15歳で来日し
作新高校のラグビー部顧問の家に3年間住ませて頂いたあと

大東文化大学へ進学したのち

クボタスピアーズで5年
豊田自動織機で2年
プロラガーマンとしてプレーした旦那


引退したあと、日本でどうするか
仕事は何するか
どこでどうやって生きていくか

そんな話をしていた時、
コーチは俺出来ないなぁーと話していた旦那

それは日本語に自信が無くて
言いたいことがうまく伝えられないから
だそう


出来るならラグビーには関わっていたいのが本心だけど、日本ではそれは叶わなかった

そしてトンガに家族で移住を決意






そんな旦那にすごい話が舞い込んできた


同じ町ホウマのおじさん達がやってきて
もう一度ホウマをラグビーの町にしてほしいと


そのおじさん達は
1984年にトンガで1位になった
ラグビーチームのメンバーだった


日本から帰ってきた旦那に
是非コーチになってほしいという
お誘いだったのだ


そして旦那は快諾し

子供から大人まで
幅広い年齢層が在籍するラグビースクール

【ホウマ タイガー】


を復活させたのだ



トンガには
日本でプロラガーマンとなった人が
コーチをしているチームは無い

それを売り込みにし
ホウマ タイガーにたくさんの人たちが来るようになった




クラブ参加費用は無料

ボールは日本から持っていった
プロが使い古したツルツルのボール5個



コーチとしての収入は無いけど
彼らの夢を叶えたい

それ一心で週5、17時〜19時半
ラグビーのコーチを楽しんでいる旦那

私と子供2人も
なるべく練習に顔を出している



ホウマの市長も大賛成で
ラグビー予算を立ててくれた!




日本でラグビーをしている
トンガ人に声をかけて
使い古したスパイクやボールを
トンガに寄付してもらえるよう話している


コロナで船便が止まってしまっているが
復活したらたくさんの物資が届く予定



そして
日本に行きたいと頑張っている選手の
プロファイルやビデオを作成して
日本からのスカウト候補に入れるよう手助けをしようと思っている



将来
ホウマ タイガーから
プロラガーマンや日本代表が出たら



そんな嬉しい事はない!!!





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