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かかる所へ 葛西領なる篠崎村の 弥陀堂の坊様は 雨降り揚げ句に 修行と出かけた 右に数珠持…
小窓あくれば 品川沖よ 鴨八百羽 小鴨が八百羽 入船八百艘 荷船が八百艘 帆柱八百本 ある…
入りにけり 綱は上意をこうむりて 羅生門にぞ着きにけり おりしも雨風激しき後ろより 兜のしこ…
十日戎の売り物は、はぜ袋に取り鉢、銭叺(ゼニガマス) 小判に金箱(カネバコ)、立烏帽子(タテエ…
昔々、お爺さんとお婆さんがあったとさ お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に 大きな…
唄い囃せや 大黒 一本目には 池の松、 二本目には 庭の松、 三本目には 下がり松、 四本…
からかさの 骨はばらばら紙や破れても 離れ離れまいぞえ千鳥掛
背戸のさー 段畑で 茄子と南瓜の 喧嘩がござる 南瓜もとより いたずら者だよ 長い手を…
エー奴さん どちらゆく ハアー こりや こりや 旦那を迎えに さても寒いのに 供揃(ともぞ…