づぼらん

かかる所へ 葛西領なる篠崎村の 弥陀堂の坊様は
雨降り揚げ句に 修行と出かけた
右に数珠持ち 左の肩には大きな木魚
横たんに抱えて 南無からたんのう とらヤアヤア
おらがかかあはづぼらんだ となりのかみさんこれもんで
何のかんのと修行はよけれど
遥か向こうより 十六、七なる姐さんなんぞに
ちょいとまた見染めた 

エエー エエー エエー エーエエ エーエエエエ
サノヨイヨイヨイ
よっぽど女にゃ 野良和尚(オー)

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