わたしの中の精神医学
わたしにとって「精神」というものは長年、謎に満ちたものであった。大変興味深く、それゆえわたしを悩ませてきた。
さらに「精神を治療する」という精神医学に対しても、疑問を持ち続けてきた。様々な人の考えを聞き、治療法を学び、たくさんの本を読んできた。
ここ数ヶ月で、かなり核心に近づいたと感じる。「精神」や「精神医学」という大きな問いに対して明確な答えが出たと言うには時期尚早であるが、21年間生きてきた現在の自分が導き出した考えを記す。それを決定的なものとしたのは、内海聡さんの著書「