見出し画像

アルバム「麗しき島々」曲解説 5.とっぴぶし

続いても屋久島の唄です。
とっぴぶしは飛魚漁の唄です。屋久島では飛魚漁が盛んでした。
笹子重治さんの提案で、パーカッションの渡辺亮さんに入っていただきました。
笹子さん・渡辺さんのコンビを初めて聴いたのはEPOさんのアルバム「wica」ですが、お二人が初めて顔を合わせたのもwicaだったそうです。
渡辺亮さんの収録の際にはたくさんの民族楽器が並び、スタジオには水の入った大きな器が運び込まれました。
仕上がった音を聞くと、まるで飛魚が跳ねている水面を見るような印象で、
渡辺さんは美術家でもあり、まさに「音で絵を描く」ように参加していただきました。


とっぴぶし
屋久島古謡

1 とれたとれたよ 一万五千よ
あとの宝はサマ また明日よ

2 とれたとれたよ とっぴがとれたよ
昇る朝日にサマ 舟舵よ

3 屋久の島には とびうおとれるよ
年に一度のサマ とっぴさまよ

4 永田まがんめに とびうおが大漁な
今年ゃ 暮らしがサマ 良くなるかよな

5 永田燈台 くるくる回るよ
わたしゃ あんたにサマ ついて回る

笹子重治:arrangement,guitar
渡辺亮:percussion

現在ご予約受付中です!
麗しき島々 songs of beautiful islands | tiaremusic
https://gsfr3.app.goo.gl/5zqCAk



この記事が参加している募集

この街がすき

もし、応援をしてくださる方がいらっしゃればよろしくお願い致します。