欠けた月が満ちるまで

十年前の話。

まだ結婚する前の僕と妻は、二人で屋久島へ行った。
あの島ではいつも不思議なことが起こる。屋久島の登山道は足の悪い彼女にとっては険し過ぎる。岩場、木の根、獣道。肩で息をしながら一歩一歩、慎重に足を運ぶ。しかし、ある区間を境に突然彼女の足は軽くなる。軽やかに岩から岩へと飛び移り、驚くことにスキップまでしてしまう。

普段の彼女を知っている僕からすれば、その光景はもはや〝奇跡〟だ。
「ど

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ありがとうございます!あなたに良いことが起きますように!
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6日目:屋久島(2019/9/12)

屋久島の空にも星がたくさん見えた。午前3時に起きた僕たちは、4時発のバスに乗る前、少し早く宿を出発して屋久島の星空を見上げた。
 人工衛星は見えなかった。10年近く前、屋久島に行きたいと思ったのは、当時いいな〜と思ってた大学の先輩女子から「人工衛星だって見えるんだよ屋久島の夜空は」と聞いたからだった(今これ書いてて思い出した)。ちなみに「いいなと思ってる人」とは「好きという感情は同時点において原則

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今から5年後は
2024年。

35歳。

私は屋久島を拠点にしてる。

屋久島から宮崎へ
屋久島から海外へ

宮崎から屋久島へ
海外から屋久島へ

5年後の約束。

5日目:四国沖〜屋久島(2019/9/11)

夜中じゅう、船の揺れでよく眠れなかった。でも不快ではないような。目を覚ましたのは午前4時40分頃。日の出を見たかった。
デッキに出ると、寝る前とは打って変わって、夜空一面に星々が散りばめられて瞬いていた。めっちゃきれい。デッキの端には人影が小さく座ってて、その手にある携帯の明かりが顔の形をぼんやり見せてたけど、性別もわからないくらいまだあたりは暗い。星を見せようとすぐに父を起こして連れてくる。潮風

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人も自然の一部、自分の中の自然へ

屋久島マインドフルリトリート

アップがずいぶん遅くなりましたが、8月の後半ずっと行ってみたかった屋久島へ。
リトリートプログラムに参加してきました。


リトリートとは…
辞書で調べると隠居、退却と記載されてますが、最近欧米をはじめとして、行われているリトリートは、
「日常生活から離れる時間を持つことで、心身をリセットして日常生活を新たに再スタートするための合宿」のような意味です。

何故今回

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屋久島の癒しの宿、モスオーシャンハウス

こんにちわ、カレー顔あさこです。

夏の台風の合間に、屋久島リトリートいってきました!この記事でも書きましたが、今回お友達が選んでくれた宿が「モスオーシャンハウス」。ここが素敵だったのです。

HPのゆるっとした感じで、「きっと素敵だろうなぁ」と思ってたのですが「思ったよりもっともっと素敵!」でした。

まず着いてすぐに子どもたちが大喜びしたのは、海がすぐ下に見えるウッドデッキ!晴れてたら、ご飯も

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この夏、屋久島があなたにとって特別な場所になりますように。

第5回 環境系学生未来塾
世話人として参加します。

実は、僕も未来塾の参加者の一人でした。

2017年9月に行われた、第1回環境系学生未来塾。
もう2年前のことなのが信じられないくらい、濃くて、刺激があって、安心できて。

今でも鮮明に記憶に残っています。

「環境」「自然」「地域」
そんなキーワードに興味を持ちつつも、将来にもやもやしている同世代の仲間たちが集まってくる場所。

大学のこと、

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無一文日本一周ヒッチハイク#7

エジプトの首都カイロと同じ緯度へ行く

8月26日

前回と同じ日付で書いてなかったことを書きます。

天文館で写真を売っていると1人の女性が
声をかけてくれた。

本土の美容院に行くために屋久島から来たと。

次の一言

『明日屋久島行こうよ』

いやいやいやいや
めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ
行きたい

沖縄に行くつもりだったからお金を貯めなくちゃいけない
時間もそれほどあるわけじゃな

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怪獣No.0052:ご当地怪獣スギノドン(鹿児島県)

DATA
スギノドン 身長:44.5m / 重量:8,900t
●ご当地:鹿児島県
●棲息地:屋久杉自生林
●種類:樹木怪獣
●必殺技:花粉攻撃
●モチーフ:屋久杉

PROFILE
世界遺産に登録されてから訪れる人が増えた屋久島で、不思議な出来事が起きていた。霧に覆われた森で道に迷うと、古木のうろから現れた小さな仙人のような老人が道を教えてくれるというのだ。人々はそれを樹老人(じゅろうじん)と呼

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水と光【屋久島縄文杉】

多様とか、そういう言葉を超えた豊かさが、屋久島にはあった。

小さな世界を包み込むと闇、そこに佇む光

小さい世界から大きな世界へ

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