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Life goes on

何かに縋って生きていくのは、不健全だ。自分の二本足で立って、はじめて他の人と交流してうまくいく。いつまでも旅人気分じゃいられない。旅先であったことは、思い出として心の奥にしまって、一旦忘れるくらいでちょうどいい。

大学の所在地に帰ってきた。一人暮らしが始まった。これまで自分がしてきたことを整理するには最適な空間だ。写真のフォルダを漁って、片っ端から賞に応募したり、書けることを書けるだけ書いたり、論文を書いたり、語学を勉強するには最適な空間である。

ものごとを深く深く追求することに、あとどれくらいの時間を使えるのだろうか。もし順当に就職するのならばこの半年が最後の期間になる。それ以外のことに構っている時間はない。前に進むしかない。



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追記:帰国した当日、高校時代からの友人とその彼女とご飯を食べた。帰りにMOROHAを聴きながらほぼ無言でドライブした。後部座席からその二人の二人の背中を見た。到底言語化しようとしても、できやしないような困難を乗り越えてきた二人がそこにはいた。その二人が作る空気に圧倒された。


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