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思い出に寄り添う短歌集ロックバンド New Sprint

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。

松山大学フォークソング部の同級生で結成された4人組ロックバンドNewニュー Sprintスプリント(Gt/Vo.ゆみてぃ、Gt.Naoki、Ba.maco、Dr.カケカケ)は、メンバー全員が松山市出身の24歳。
そんな彼らに、バンド結成のきっかけや影響を受けたアーティストなど、聞いてみました。

[プロフィール]
■団体名
 New Sprint(ニュー スプリント)
■メンバー
 Gt/Vo.ゆみてぃ Gt.Naoki Ba.maco Dr.カケカケ
■ジャンル
 音楽(4人組ロックバンド)
■経歴
 2021年12月、愛媛県の松山大学フォークソング部の同級生で結成された4人組ロックバンド。4人全員が愛媛県松山市出身の24歳。
 「思い出に寄り添う短歌集ロック」を一つのテーマに、どこか懐かしさを覚えるような楽曲を展開。短歌・詩を現代風にアレンジさせた、Gt/Vo.ゆみてぃの、いつかを想起させる心響く歌詞が特徴的。
 また、それぞれルーツの異なるメンバーの個性豊かな音楽性が組み合わさった、シンプル且つ新鮮な楽曲となっている。
 聴き心地の良い透き通る歌声と、エモーショナルで迫力のあるロックなサウンドに注目。あなたの思い出に寄り添う、とっておきの一曲を探してみてください。
■SNS
 Instagram(@new_sprint_
 X(@New_Sprint_
 YouTube(@newsprintofficial8965

New Sprintは卒業間際に結成⁉

写真提供:New Sprint

― 自己紹介をお願いします。

(ゆみてぃ)ギターボーカルをしています、ゆみてぃです!よろしくお願いします!

Gt/Vo.ゆみてぃ

(カケカケ)ドラムのカケカケです。よろしくお願いします!

 Dr.カケカケ

(maco)ベースのmacoマコです。スペルは小文字でm・a・c・oです。

 Ba.maco

― リーダーはどなたですか。

(カケカケ)リーダーは、ギターのNaokiくんですね。

Gt.Naoki
はじめまして。New Sprint ギターのNaokiです。
New Sprintについて興味を持っていただき、CDや配信で楽曲を聴いていただけますと幸いです。
そして、ライブを見に来てください!ライブでしか味わえない楽しさや雰囲気があります!

(ゆみてぃ)今日は、ほかの仕事があって来れてないんですけど。

― では、会話の中心になっているのはどなたですか。

(ゆみてぃ)みんなでずっと話してますね。

(カケカケ)でも、1番テンション高いのはゆみてぃよね。

(ゆみてぃ)え?そうかな。しゃべるの苦手なんだけど。

(カケカケ)今普通にしゃべりよるやん(笑)

(ゆみてぃ)じゃあ、喋れてるってことで。

(カケカケ)全然しゃべれとるよ。
 
(ゆみてぃ)よかったです(笑)

― バンドを組まれたきっかけを教えてください。
 
(ゆみてぃ)松山大学のフォークソング部という部活で出会いました。でも、卒業間際に組んだバンドです。

― 卒業間際に組まれたんですか!
 
(カケカケ)4回生の12月ぐらいに組みましたね。
 
(maco)Naokiとカケカケがやっていたバンドが解散して「またバンド組みたいねー」ってなってた時に、まずゆみてぃが誘われて。その時ベースがまだ決まっていなかったので「俺のこと誘ってくれてもいいんやで」「じゃあ誘うわ」という感じで組んだのが、New Sprintです。

全員で作るNew Sprintの楽曲

写真提供:New Sprint

― 最初からオリジナル曲を演奏されていたのですか。

(maco)このバンドではそうですね。

― 作詞作曲は、全てゆみてぃさんが担当されているのですか。
 
(ゆみてぃ)そうですね。弾き語りで曲を作って、それをNaokiくんに送って、そこから2人でアレンジして。ベースラインは、最後にmacoちゃんが自分で作っています。
 
(maco)最後にバランスをとるという名目で、好き勝手させてもらってます(笑)

― では、ドラムは誰が考えているのですか。
 
(ゆみてぃ)私とNaokiくんで、だいたい考えていますね。でも、叩いてる本人のほうが分かっているので、違和感があるところはカケカケに直してもらっています。
 
(カケカケ)結構独特なリズムなんですよ。このお2人(笑)
 
(ゆみてぃ)そうなんや。
 
(カケカケ)曲としては聴きやすいんですけど、ドラムを叩いている時に、叩きにくいところがあって。
 
(maco)この前もレコーディングの時に、ドラム専門のスタッフさんから「この動きは物理的に無理よ」と言われていて。
 
(カケカケ)「これは無理よ。間に合わんよ」って。
  
(maco)曲の雰囲気を壊さないけれど、人体に無理のないように、その場で変えたよね。

 ― 新曲を作るペースは決まっているのですか。

(maco)1年に1度4~6曲のミニアルバムを出せたらいいかなという感じです。
 
(ゆみてぃ)私たちは、曲を出すペースが遅いほうなので。たまにすごいスピードで曲ができていくバンドもあって、羨ましい(笑)

― 持ち曲が多いほうがいいんですか。
 
(ゆみてぃ)ライブのバリエーションも増えるし、待ってくれているファンの方にも、いろいろな曲を聴いてもらいたいので「羨ましいな」と思います。

― では、母恵夢ポエムスイーツパークのテーマソング『魔法のレシピ』は、待望の新曲ですね。

(maco)確かに。
 
(ゆみてぃ)前はいつ出したっけ?去年の5月?
 
(maco)5月にミニアルバムが出て、『魔法のレシピ』の公開が3月やったけん9か月空いたのか。
 
(ゆみてぃ)その間に、レコーディングしていない新曲はライブではやってはいたんですけどね。ファンの皆さんをお待たせてしちゃってるんですけど、その曲も音源化できるように、今頑張っています!

楽器を始めたタイミングは?

― 楽器を始めたきっかけを教えてください。まず、ゆみてぃさんお願いします。
 
(ゆみてぃ)シンガーソングライターのYUIが好きで、中学校2年生の時に祖父の家にあったギターを使わせてもらって、YUIの曲を弾き語りしていました。

― そこから、どうしてバンドを組もうと思われたんですか。
 
(ゆみてぃ)バンドで歌っているYUIも好きで、映像を観ているうちに「自分もバンドをやってみたいなあ」という憧れになりました。中学校の文化祭でバンドを組んでみたら、それがすごく楽しくて。高校ではバンドサークルに入って、コピーバンドを組んでいました。

― 大学に入って、初めてオリジナルをされたのですか。
 
(ゆみてぃ)New Sprint組むまでは、ずっとコピーばかりでした。曲を作ったこともなくて「私に曲なんか作れないだろうな」と思っていましたね。
  今も苦戦はしているんですけど作詞に関しては、すごく心を揺さぶられた時にその出来事や気持ちをメモしていて、それを歌詞に落とし込んでいます。

― カケカケさんの楽器を始めたきっかけを教えてください。
 
(カケカケ)大学でドラムを始めたんですけど。大学で何かサークルに入ろうと思っていた時、サークルのオリエンテーションがあって、高校の頃わりと音楽を聴いていたので「音楽サークルいいな」と思って、フォークソング部の部室へ突撃しました(笑)
 そこにちょうどドラムの先輩がいて、ドラムを叩いてみたら意外と叩けたので「ドラムやってみよっかな」と。

― 最初から、両手足を別々に動かせたのですか。
 
(カケカケ)動きは硬かったですけど、ある程度は叩けたみたいな。

― ボーカルの真後ろにドラムがいると思うんですが、自分にライトが当たらなくて寂しいと思われたことはないですか。

(カケカケ)全然ないですよ。目立つのがあんまり好きじゃないんです。体がデカいので、どこにいても、普通に立っていてもすぐ僕だってバレるんですよ。

― では、ドラムがカケカケさんに合っているのですね。
 
(カケカケ)合っていると思いますよ。ドラムのとこにいても、結構目立ちますし。

(maco)ドラムの前にボーカルがいるんですけど、身長差+立ち位置の差でゆみてぃとカケカケのサイズが、あまり変わらないかもしれないです(笑)
 
(ゆみてぃ)私は、カケカケが真後ろなんで「隠して申し訳ないな」という気持ちでおるよ。真ん中から見てる人は、カケカケ見えてないんやなって。
 
(maco)でも最近は、ライブが終わったあと「カケカケーー!」って、野太いカケカケコールをもらってるから(笑)
 
(カケカケ)いつもありがたいですね。

カケカケコールには、いつもガッツポーズで応えます! byカケカケ

― 最後にmacoさんの楽器を始めたきっかけを教えてください。

(maco)小学6年生の時に、アニメのオープニングで流れていたラウドロックにハマって、そこから「バンドやりたいなー」と思い始めました。それで中学生の時、ベースがどういう楽器か分らなかったので「知りたい」と思ってベースを買ってみたんです。でも、本当に何も知らない状態で買ったので、演奏はおろかチューニングも何もかも「分らん!」となってしまって、買うだけ買ってずっと置きっぱなしにしていました。
 それまで部活に入っていなかったんですけど、中学3年生の担任が吹奏楽部の顧問だったので「吹奏楽部に入らん?人数足りんし」と誘われて、そこから高校まで吹奏楽をやっていました。吹奏楽をやったおかげで、楽譜をよめるようになったので「ベース弾いてみよう」と、大学ではフォークソング部に入りました。 

― 吹奏楽部では、何を担当されていましたか。
 
(maco)打楽器だったので、小太鼓やバスドラ、鍵盤楽器を触っていました。まあ、打楽器が下手だったんで今はベースをしているんですけどね(笑)

― ゆみてぃさんは、YUIが好きでギターを始められたとのことですが、カケカケさんとmacoさんが影響を受けたバンドやアーティストはいますか。
 
(カケカケ)高校生の時は、先輩から教えてもらった玉置浩二とか、ちょっと古い曲を聴いてたんですけど、コロナになってからはGOING STEADYや、銀杏BOYZを聴き始めて、最近は青春ロックにハマっていますね。
 
(maco)俺はメタルやラウドがスタートで、Fear, and Loathing in Las Vegasフィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガスを聴いて、大学入る前後で変拍子にハマりました。最近は王道よりになってきて、YOASABIや大石昌良さんを聴いています。

お客さん、そしてメンバーを意識して

写真提供:New Sprint

― 演奏中に大切にしていることを教えてください。
 
(ゆみてぃ)自分もお客さんも楽しむということですね。ステージに立つと緊張して楽しめないことが結構あるんですけど、自分がライブを楽しんでいたら、お客さんにも楽しさが伝わって笑顔になってくれることが多いんですよ。

― 演奏をしているうちに楽しくなるんですか。
 
(ゆみてぃ)そうですね!お客さんの表情や反応を見ていたり、自分の世界に入って歌っているうちに、楽しくなりますね。

ー カケカケさんやmacoさんはどうですか。
 
(カケカケ)ボーカルが歌いやすいように、楽譜とは違うリズムやフレーズに突然変わったとしても、すぐに対応できるよう予測しながら叩いています

 (maco)お客さんに見せるということを大切にしていて、喜怒哀楽を表情で表現するようにしています。ライブの前は、いい意味で緊張感を持てるように、気持ちを高めていますね。

夢はでっかく”愛媛・伊予観光大使”!

― 今後愛媛でやりたいことを教えてください。
 
(maco)大石昌良さんが愛媛・伊予観光大使をされているので、New Sprintで跡を継ぎたいですね。
 
(カケカケ)デカっ!いきなり?
 
(ゆみてぃ)言ったから、最終的には実行せんといけんよ?(笑)
 
(カケカケ)僕たちは、どっちかというとライブハウスに出ることが多いので、城山公園や県民文化会館でやっているようなイベントに出れたらいいなと思いますね。
 
(ゆみてぃ)私もカケカケと一緒で、愛媛のイベントにたくさん出ていきたいですよね。3月に、母恵夢スイーツパークで歌わせてもらったんですけど、普段ライブハウスに来ないお客さんに聴いてもらえて、すごく嬉しかったです。そういうイベントで、New Sprintを知らないお客さんに知ってもらって、次はライブハウスに来てもらって、というサイクルができたらいいなと思っています。

絵しりとり りずむ ⇒ ム○

今回は、パーツ毎におひとりずつ絵を描いてもらいました!

まず、カケカケさん!

2番手、macoさん!

最後は、ゆみてぃさん!

相談しながら、とても楽しそうに描いていただきました!


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