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旅日記 2日目

2023/11/24 晴れ
東京旅行2日目

前日の夜から、旅の2日目は朝から上野に行って
1番初めにモネ展に行こうと決めていた。
SNSを見るとかなり混んでいるみたいだったから、平日の朝イチに行くのが懸命だと思って。

2日目の予定
・上野の森美術館 モネ展
・国立西洋美術館 キュビズム展
・東京国立博物館 やまと絵
友達とお昼ご飯、夜は別の友達と晩ご飯

4日間の中で1番つめつめでハードだったかもしれない。


朝6:30、目覚ましをかけていなかったけど自然と目が覚めた。相部屋だから目覚ましをかけるのを躊躇したのだけど起きれてひと安心。私が気が付かなかったのか聞こえなかっただけなのかわからないけれど、目覚ましの音が全く聞こえてこなくて皆どうやって起きていたのか不思議。

9時の開館だから8時30分には着きたいな〜なんて考えているうちに、何故だかいつの間にか自分の頭の中で9時が8時になっていて1時間早く上野に着いてしまった。 
仕方が無いのでカフェでゆっくり朝ごはんを食べて8時20分頃に美術館へ向かうと4人並んでいた。

時間を間違えたおかげでなんだかんだ丁度いいくらいだった。

翡翠色に一目惚れした作品のマグネット
あんま上手く写ってない


朝イチで行ったおかげで比較的人が少なくてゆっくり見れた。でも作品数自体がそう多くないし、私的にモネは時間をかけてじっくり観るというよりも感覚的に観るものなので1時間もかからなかった。
グッズもお会計に1時間並んだ、みたいな話も見たけど全く待つことなく買えたのでやっぱり平日の朝イチで来たのは正解だったな◎

まだ10時、友達とのお昼の約束は12時頃だったので午後に予定していた国立西洋美術館に行くことにした。


 キュビズム、正直なところ全くよく分かってない。
ピカソよりブラックが好きだな〜なんてぼんやり思ってたけど、一時期のピカソとブラックの作品は見分けがつかないくらい酷似していたと解説でも言ってて実際並んでる作品を見ると本当そっくり。ほへ〜。
こういうちょっとよくわかってないジャンルの展示を見る時は音声解説を買う。最近は自分のスマホでダウンロードして聞ける音声解説もあって便利だよね。

12時を目処に約束していた友達と落ち合って
お昼ご飯を食べに行った。

鴨めし🦆

御徒町の中華料理屋さん。
鴨めし、皮がパリパリでおいしかった。
友達の職場の中国人の同僚行きつけのお店らしい。
本場の人がおいしいと思う中華はさぞおいしいんだろう、と思って行ったらおいしかった。
友達はなんと仕事中の休み時間に抜け出してきたそうで、14時の会議に間に合うように帰って行った。すごいバイタリティ。
お土産に銀だこのスタンプカードを貰った。

午後からはトー博のやまと絵展。
平日なら予約無しで入れるので、こちらも絶対にこの日に行っておきたかった展示。

やっぱりトー博の特別展は人が多くて、
なかなかじっくりは見れなかったけど
展示作品が豪華すぎておなかいっぱい。
重要文化財と国宝の過剰摂取。
やまと絵展の後に本館の常設展も見に行った。
やまと絵展に合わせて本館の方でもやまと絵が沢山出ていて、こちらも負けず劣らず豪華。
いつもながら特別展が激混みでも本館の方は人が全然居なくて独占状態なので、せっかく特別展を見たなら本館の常設展も行った方がいい。


トー博の好きスポットの1部

大階段のところのところのステンドグラス
いわずもがなあそこの空間全体が大好き
休憩室の黒電話
壁のタイルも好き

トー博は建物もいいよね。

時刻は16時40分
友達との待ち合わせは18時に中目黒駅。
まだ少し時間があったので、
西美の常設展に行くことにした。
といっても17時19分発の電車に乗らないといけないので、大急ぎ足。
大好きなカルロ・ドルチの悲しみの聖母と
シニャックのサントロペの港さえ見られたらいいかなくらいの気持ちで。

好きな絵

悲しみの聖母/カルロ・ドルチ

初めて見たときの感動は忘れられない。
絵の前から離れられなくて、ずっと見てた。
神の存在証明だと思わせられる神々しさ。
西洋では古くから青は聖なる色とされてきたけど、これを見て納得してしまったね。


サントロペの港/ポール・シニャック


シニャックのサントロペの港は私が美術を好きになるきっかけになった絵。
大学3年生の3月、東京都美術館でやっていた1つ上の代の卒展を見に行った帰りに、学生は250円で見れることを知ってなんとなく寄ったときに初めて見た。
白と黒の世界に馴染めなくて辛くて堪らなかったのに、そこにしがみつくことしか出来なかった私に世界はもっと色鮮やかで美しいんだよって教えてくれた。



常設展の中で企画展もやっていたけど
時間が無くてお散歩になってしまった。
右側のミレイのあひるの子は好きな作品の1つ。

 
晩ご飯の約束をした友達とは1年半ぶりだった。
学生時代同じ街に住んでいて、同じ学科で同じ社中で大学3.4年生のときにはいつも一緒にいた気がする。一緒に5時間くらいファミレスにいたり、終電がなくなるまで散歩して帰れなくなって始発までカラオケしたり、授業後突発的に海に行ったり。オンライン授業だった期間には週に3回くらい会っていたな。こんなに会わないのは初めてで、どんな顔をして会おうなんて考えていたら改札を出る前に後ろから話しかけられて感動も緊張もへったくれもない再会だったのも私たちらしい。


bistro TSUBASA
アーティゾン美術館のミュージアムカフェのシェフをされていた方が今年4月に開いたお店。
この方のお料理が食べられなくなってとても寂しかったので、また食べることができて嬉しい。
本当においしくてやっぱりこの方の作るお料理が大好き!と再実感した。

お店を出たあとまだ友達と一緒にいたくて、
アイス食べない?って誘ったら
〆をしたら終わりになっちゃうから食べない。
って断られた。次会うときに取っておくらしい。なんだそれ。
でもまた会おうねと別れられるのが嬉しかった。

友達が眠れない夜を過ごす日が少しでも減りますように。



ハードスケジュールだけど大充実の2日目だった。
東京旅3日目はずっと楽しみにしていた
櫻坂46の3rdアニバーサリーライブ。
楽しみで眠れないかも、なんて思っていたけれど
へとへとに疲れていてすぐに寝てしまった。



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