一生分の遺書
知っていると思うが、
iPhoneにメモ機能がある。
わたしの秘密の底の底
未完成の物語が数項目
誰にも言えないような、言ってはいけないような秘密の小言が無数に存在する。
映画の記録やいつか行きたい場所、読みたい本など、わたしの全てがそこにはある。
推敲してnoteに投稿したものもいくつか。
自分が書いた文字よりも情がなく、浮き沈みがなく丁度いい。活字が好きだ。
もし、家族や友人、好きな人に見られたら簡単に死ねるだろう。
それくらい、わたしのセンシティブな部分が詰まっている。
一方でそれは、遺書にもなりうるだろう
今のところ更々死ぬ気はないが、人間は弱くて脆いからいつ死ぬかわからないから、もしわたしが死んだ時には真っ先にわたしのメモを開いて欲しい。
だから、わたしのメモの中身が誰かに知られるときはわたしがこの世にいなくなる時なのだ。
それまで、わたしはわたしの秘密の活字を更新し続ける。
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