春眠

書きたい事を書きます。写真を撮ります

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言葉の満員電車

そんなに更新する方ではないのだが ふいにnoteを書きたいとき スマホのメモを見返す 夜の電車で、ベットの上で、満員電車の中で ふつふつと浮き上がった感情が 文字となってメモの中に残されている 消してしまいたいほど恥ずかしいものも 我ながらいい詩も そこには私の頭の中から出てきた糸で紡がれた言葉たちがぎゅうぎゅうに詰まっている 誰に見られるわけでもない 私の言葉たち いつかnoteに書き残せる時まで 私の懐であっためておくね

    • 一生分の遺書

      知っていると思うが、 iPhoneにメモ機能がある。 わたしの秘密の底の底  未完成の物語が数項目 誰にも言えないような、言ってはいけないような秘密の小言が無数に存在する。 映画の記録やいつか行きたい場所、読みたい本など、わたしの全てがそこにはある。 推敲してnoteに投稿したものもいくつか。 自分が書いた文字よりも情がなく、浮き沈みがなく丁度いい。活字が好きだ。 もし、家族や友人、好きな人に見られたら簡単に死ねるだろう。 それくらい、わたしのセンシティブな部分が詰

      • 音の記憶

        朝の電車の窓際 リーガルリリーの「好きでよかった。」の隙間の無音の中、これを書いている 起きてから妙に心がパッとしない いろんなものが怖く感じる 朝ごはんを食べそびれたからか 大寒波が日本を襲うからか 昨夜みた映画のせいだろうか すべてのことが混ざり合って 私を不穏な闇に陥れようとしている イヤホンから聞こえる音楽が 脳天をつくような時がある 初めて音楽を聴いた時の、あの感じ 世の中に存在するさまざまな音をわたしはちゃんと聞けているだろうか 鳥がなく声、遠くで聞こ

        • 田園

          電車に乗っている 右の窓の外は田んぼで 左の窓の外にはビルが建っていた 不思議だなあ 同じ世界のはずなのに 2つに分断されて 私たちはその真ん中に立っている

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        言葉の満員電車

          吉田篤弘さんの小説を3冊持ち 夜行バスに乗って東京へ

          吉田篤弘さんの小説を3冊持ち 夜行バスに乗って東京へ

          最近読んだ小説に出てきたコークハイの表現が素敵で 20歳になったら真っ先にコークハイを飲んでみたい、と思った

          最近読んだ小説に出てきたコークハイの表現が素敵で 20歳になったら真っ先にコークハイを飲んでみたい、と思った

          映画に関するあれこれ

          昨日、大学のとある先生から「授業なんて出なくてもいいから狂ったように映画を観ろ」 と言われた。 先生が言うことじゃないだろ と思ったが、 その言葉が妙にぐさっと来たのだ。 「ちょっと映画に詳しい人なんて、沢山いるんだから。」とも。 確かに、私は映画が好きだ。最近は毎週映画館で映画を観ている。しかし、映画を中心に生活しているか、と言われたらそうでもない 本当に毎日のように映画館にいって映画を狂ったように観れたらどんなにいいだろうか、と思うが 現実はそうにもいかない。 お金も

          映画に関するあれこれ

          夜行バス

          再来週 ひとり、夜行バスにゆられて東京へと立つことに想いを耽る 真夜中をかけるバスに揺られる気分はどんなものだろうか 再来週にはわかる事なのに そんなことばかり考えてしまう これは、楽しみということなのか、不安ということなのか しかし、朝5時 長時間のバスから降りた静かな都会の空はとても、綺麗だとおもう そのとき、その空気を忘れずに吸い込もう

          夜行バス

          電車の中 半袖と長袖、制服の冬服と夏服が混雑してる。 これが秋か。

          電車の中 半袖と長袖、制服の冬服と夏服が混雑してる。 これが秋か。

          近所のTSUTAYA

          1年前、近所のTSUTAYAが100円ショップになった。 わたしはまだ、信じていない。 そこは、家から1番近いTSUTAYAで小中学生の時はCDを沢山借りに行った。 高校生になってからは学校帰りにそこに寄って映画のDVDを毎週借りた。 私が映画を好きになったのも、そこで借りたDVDの影響が大きい。 新作コーナーには今思えばかなりマニアックな映画が揃っていて、今でも私の中で大切な作品はそこでパケ借りしたものがおおい。 あの、急な階段も年々狭くなっていくCDコーナーも 宝箱

          近所のTSUTAYA

          落ち着く場所、モノ、好きなもの

          落ち着く場所と言えばやはり、映画館。 映画が好きで、学校帰りや遠出の寄り道に時間を見つけては映画館へ行く。 昔は映画館がすごく怖かった。 真っ暗で、音が大きくて、これから始まる映画にいつも逃げ出したかった。 今では、映画館だけが私を異世界に連れて行ってくれる大好きな場所だ。 重い扉を開け、中に入った途端現れる巨大なスクリーン。 椅子に座り、視界が真っ白なスクリーンだけになる あの瞬間。 映画が始まる前のブザー音。 全てが愛おしい。 劇場を出たあと、思った以上に空が

          落ち着く場所、モノ、好きなもの

          何も変わらないかも、何か変わるかも

          18歳最後の日がもうすぐ終わる クリープハイプのライブを見た いろんなことが頭の中に飛び交って集中するのに苦労した 終わりよければ全てよしって言葉があるように私の18年目の最後にせっかく大好きなクリープハイプを見れるんだから楽しもうと脳をシフトした そうしたら、なんかすごく楽しくなって 生きてるなーと思った クリープハイプが生きてる 尾崎さんの声が届いてる 私も生きてる と思った いつ死ぬかわかんないしね あと100年くらい生きたいけど いつ死ぬかわかんないからね 18

          何も変わらないかも、何か変わるかも

          カウントダウン

          あと4日で高校生ではなくなる。 私は高校が好きでも嫌いでもなく、ただ平凡に過ごしていた。友達もいるし、嫌なことは特になかったが、すごく楽しいかと言われたらすぐに頷けないくらいに平凡な日々だった。 しかし、いざ卒業が近づいてくるとやっぱり寂しい。 進学先も決まってる。とても楽しみだ。 しかし、毎日制服を着て、古い校舎で眠たい目を擦りながらつまらない授業を受けて、母親が作ってくれた弁当を食べ、部活をやって帰宅する。という生活にもう戻れないことがなんだか、たまらなく寂しいのだ

          カウントダウン

          日日是好日

          例えば、洗面所に置きっぱなしのイヤリング 例えば、開けた残骸のダンボール 例えば、手のひらの液晶を覗き込んで終わっていく週末の午後とか 例えば、出かける10分前になってようやく焦り出す朝 何もかもが嫌になってしまう 変われない自分に苛立ちを隠しきれないけれど 日の光を浴びた目覚めの朝や 新しいものに出会った瞬間のトキメキや 楽しかった日に思い返しながら見るあの夕焼けを わたしは知っている だからこそわたしは、巡り巡る日々に喜びを抑えきれないのです

          日日是好日

          幽霊の詩

          電車の音 窓に張り付いた幽霊のように 鳴くのがヘタな野良犬のように 反対側の外の世界は だれか知らない人の影で見にくい 電気でできた線から流れてくる 何か知らない音がここまで連れてきた 1番後ろの窓際で 知らない場所を探すのが好き ずっと前から変わっていく景色を見ている 古い家も 意味のわからない看板も 誰のものでもなくなったあの置物も 電車の窓からの眺は一瞬  だけど、鮮明に頭に残るあの生きた証 窓に反射する私の顔も 今なら少し、愛せそうだ と思う夕暮れ 聞きすぎて嫌にな

          幽霊の詩

          街の上で

          ずっっと観たくてやっと観に行けた映画。 下北沢の懐かしい感じがたまらなくいい。 どこにでもありそうでどこにもない。 価値観が変わった。 夜にふらっとライブ見に行ったり、行きつけのバーで話したりしたいなー、と。 大人になりたいなー、お酒飲みたいなー、と思った。 日常の狭間で生きている人間が愛おしいな。 長編映画でも短く感じるものと長く感じるものがある この映画は長く感じた。 それは、つまらないということではなく まるで、映画の中に入り込みすぎてしまうというか、自分のことのように

          街の上で