原正人。アスミックエース

『エベレスト神々の山嶺』の配給に、アスミックエースがあった。
因みに、製作はKADOKAWA。
監督は平山秀幸。

  現在(2006年以降)住友商事が75.3%の株式を所有。角川映画が20%。

 アスミック・エースエンタテイメントといえば、なんつったって、原正人。(今はもう一線から退き特別顧問となっている)  
原正人は、早稲田大学中退後に今井正や山本薩夫などの独立プロで製作や宣伝をしていた人だった。
原正人。
1931年、埼玉県生まれ。早稲田大学中退後、独立プロを経て、'58年、日本ヘラルド映画入社。 1981年、ヘラルドエース設立。映画製作や洋画の輸入配給で、ミニシアターブームの基礎をつくる。
ヘラルドエースは、
'95年、角川書店と提携し、翌年エースピクチャーズに社名変更。
'98年、アスミック(住友商事、講談社、アスクが共同して1985年に設立)とエースピクチャーズが合併、アスミック・エースエンタテイメント設立、代表取締役社長に就任。  後、会長、相談役を経て特別顧問。

2006年に住友商事が角川書店保有株式を買取、アスミック・エースエンタテイメントは住友商事の子会社となっている。

  日本ヘラルド映画時代、原正人は『デルスウザーラ』('75)の製作に参加している。  
ヘラルド・エースとしては、『南極物語』『瀬戸内少年野球団』『乱』
  エース・ピクチャーズは、『スワロウテイル』『失楽園』『リング』『らせん』
  アスミックは『トレイン・スポッティング』を配給してた。
  
アスミック・エースエンタテイメントの製作や配給映画作品。
『雨あがる』『ピンポン』『真夜中の弥次さん喜多さん』『ジョゼと虎と魚たち』『クリムゾンリバー』『博士の愛した数式』『大停電の夜に』『ハチミツとクローバー』『天然コケッコー』『明日への遺言』『グーグーだって猫である』『西の魔女が死んだ』『ハンサム☆スーツ』『ヘブンズドア』『重力ピエロ』『サヨナライツカ』 『ソラニン』『海月姫』

  これらの映画以外に、「原正人」で検索して出てきた、原正人のプロデューサー映画として、
 『赤い帽子の女』(82)『戦場のメリークリスマス』(83)『銀河鉄道の夜』(85)『片翼だけの天使』(86)『風の又三郎/ガラスのマント』(89)『写楽』(95)『月とキャベツ』(96)『不夜城』(98)『死国』(99)『突入せよ「あさま山荘」事件』(02) 『阿弥陀堂だより』(02)
そして『武士の家計簿』(10) 
 


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