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『レオン』と、

哀しい物語だ。

これよりも先に『アンジェラ』を観てるんだけど、同じ様なシーンがここですでに使われていたよ。「OK・オッケー・」というところ。 

もちろん、自分の作品からの引用ばかりではない。 この『レオン』には、映画マニアたるリュック・ベッソンの“遊び心”がたっぷりだ。
銃弾貫通の穴から光がさしこんでるシーンは、ジョン・フランケンハイマーの「ブラック・サンデー」を想起させる(そうだ。←俺観てないんだけど)し、
レオンが映画館で観る映画は、ジーン・ケリーがローラースケートで踊る「いつも上天気」だが、にもかかわらずゲームでマチルダの出した「雨にうたえば」の歌手をレオンは答えられなかったし!、
レオンがやったクイズはジョン・ウェインの晩年の異色作「リバティバランスを射った男」と「OKピルグリム」だそうだし、
マチルダがランチの出前と称してスタンフィールドに近づこうとするところも、ロバート・ワイズの「拳銃の報酬」を想起させるし、
そもそも、少女と大人の男性という設定は、マーティン・スコセッシの「タクシー・ドライバー」を思わせる。

マチルダ役には2000人の中から選ばれたという新鋭ナタリー・ポートマン、 仕事を出すトニー役に、R・デ・ニーロの友人のダニー・アイエロ、 そして、キレた演技が光る麻薬捜査官役のゲイリー・オールドマン、 ジャン・レノ以外のこの配役もまたベッソンの映画的センスの妙味が感じられる。

……ひとつだけ。
ちょとひっかかるとこあり。 マチルダが一人で乗り込んでいくとこ。
トイレでスタンフィールドに待ち伏せされたが、あそこで撃てなかったんだろうか?

『レオン』を観たら、やはり『ニキータ』も観たくなった。

『レオン』から。
『レオン』完全版公開のニュース記事を見て
https://filmest.jp/leon/

Facebookにアップして、『レオン』や『リュックベッソン』について以前書いたことある、ということで、その自分のmixiの日記記事をFacebookにシェアした、ら、コメントいくつかもらって。
それから、色々検索してた。

『レオン』で、レオンに暗殺を依頼しているマフィアの背後にいるほんとの黒幕(麻薬取締捜査官の)スタンフィールドを演じた、ゲイリーオールドマン。
この人のこと、殆ど知らなかった。
『JFK』『トゥルーロマンス』『フィフスエレメント』『エアフォースワン』とか、あと『ハリーポッター』シリーズの?確か「アズガバン」だか「炎のゴブレット」だったかどっちかを見ている、というのに。聞いたことあるな~くらいだった。(>_<)な~んか、もっと注目しておかな!っていう感じの人だった。記憶しておかなきゃ!
あと、『ザウォーカー』と『ロボコップ』も見ていると思う、んだけど。。?(^^;)
ゲイリーオールドマンに影響されたと言っている人達が何人もいる。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ゲイリー・オールドマン

そうして、『グランブルー』。
この映画のことも検索して、色々判った。
実在のフリーダイバーの二人、ジャックマイヨール(仏人)とエンゾマイオルカ(伊人)をモデルにしている以外、すべてフィクション、だそうだ。

時代設定が違っているし、Jマイヨールと恋仲になる女性は架空人物だし、映画ではエンゾマイオルカ(映画での役名はエンゾモリナーリ)が事故で死亡することになっているが、実際は一命を取り留めているし。
何よりも、この映画で描かれた人物像は、フランス人監督によるものだから、フランス人のJマイヨールの方を美化している。イタリア人のエンゾモリナーリは、実際よりも貶められている、そうだ。
ジャック演じたジャン・マルクバールは、旧西ドイツ出身で、ドイツ系アメリカ人(米国空軍人)の父とフランス人の母をもち、ドイツフランスアメリカを転々として、今はアメリカ在住で、フランスとアメリカの国籍。フランス映画界での活躍が多い。
で、イタリア人フリーダイバーを演じたジャンレノはフランス人。
監督したリュックベッソンは三年間程ハリウッド映画界で働いてた。

映画『グランブルー』は、明らかにフランス映画ですね~


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