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002. DやT の「飲み込んだ発音」はsituationに気をつけて

この記事は、Podcast、StandFMで配信した内容を読みやすく編集したものです。

今日はTとDの飲み込んだ発音についてお話ししたいと思います。

「飲み込んだ発音」ってどんな発音か分かりますか。これは私がこう呼んでいるだけであって、正式な呼び方があるのかどうよく知らないんですが、

例えば庭という単語、'garden' の最後の'den' を「ドゥン」と言わないで「ン」というような発音の仕方ですね。「ガードゥン」ではなく「ガーンン」という感じ。(文字で表すのが難しいので、イメージが伝わってなければ Podcast/StandFM でお聞きください。)

これを私は「飲み込んだ発音」って呼んでるんですけれども、こういう発音の変化がDやTで起こるんですね。

例えば "kitten" (猫)も「キトゥン」ではなく「キンン」という風に読むことがあります。

この発音、私は中学校の英会話教室で習いました。その時の先生によると、golden の 'den' や kitten の 'ten' は、「発音しないで飲み込むのがかっこいい」と。

最近、実際にアメリカではネイティブの英語話者はみんなそうしてて、この発音がクールでかっことされているとその先生から聞いたんですね。それを聞いてから、私はそういうパターンの単語は全てその飲み込んだ発音で話すようになったんです。かっこいい今どきな発音で。

皆さんもこのDやTの発音が変化するところを、もしかしたらどこかで習ったか聞いたことがあるかと思うんですが、実はこの飲み込んだ発音は、使う場面を選ばないといけないというのはご存知でしたか。

先ほどお話ししたように、アメリカの人たちはみんなこの発音になってると先生に聞いたので、私は場面に関係なく、そういう発音をしていたんですけれど、実際はこの飲み込む発音は友達や親しい人と話す時にだけ使われてるんだそうです。なので、カジュアルな発音の仕方なんだそうです。

そうじゃない時、例えばみんなの前で演説をしたり、講演をしたりという時には、はっきりと「ガードゥン」「キトゥン」という風に発音するそうなんですね。

その飲み込んだ発音っていうのは、はっきり発音しないということから「手を抜いてる」と捉えられてしまうんだそうです。

私はこのことを2ヶ月前に知りました。今から2ヶ月前です。つい最近知ったんですね。というのも2ヶ月前ぐらいに発音のテストを受けたんですが、その発音のテストは、課題文を読んで録音をして、その音源を送って採点をしてもらうというやり方のテストだったんですけれども、課題文を何度も練習して、それを英語ネイティブの先生2人に聞いていただいたんですね。

そしたら2人ともが同じところで同じアドバイスを返してこられて、「その飲み込んだ発音はやめて、はっきりと「ドゥン」と読んだ方がいい」と言われたんです。

そもそもテストは友達との話ではないですよね。手を抜いたっていうようなlazy な印象を与えないように、手を抜かないで発音して、それを評価してもらう方がいいということでした。

私のように飲み込んだ発音がクセになっている人は、その時のシチュエーションによって気をつけると、印象が良くなるんじゃないかなと思います。

では今日はこの辺で終わりにします。また次回も英語に関するエピソードをお話ししたいと思います。

お聴きいただいてありがとうございました。

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