見出し画像

あなたがアメリカの"イミグレ"で強制帰国されないようにするただ一つの方法

『それは「work」と「business」の違いを理解することだけ』


なんかTHE 話題書みたいなタイトルになってしまいました。


(前段) いろんな人のビザをとってあげた話

この間仕事でロサンゼルスに行ってきました。

仕事でアメリカに行く機会が多くあり、また、時々人に頼まれてアメリカで入国ビザの取得を代行で引き受けたりします。

こういった方々は大体2つパターンがあり、1つは「アメリカで仕事をするためのいワークビザ(労働許可)を手に入れたい」というパターン。もう一つは)最初は意外だったのですが)「強制帰国をさせられて、ビザを取らないとアメリカに入ることができない」、または「そもそも最初に強制帰国をさせられるのが怖いからビザを取っておきたい。」という強制帰国回避パターン。

私も、ESTAで何度もビジネスのためにアメリカに2ヶ月に1回以上は飛んでいた時期もあるので、「そんなに簡単に強制帰国なんてされるものだろうか?」と思っていたのですが、これが意外に多い。(特にトランプ政権の頃は、その傾向が強かったように思えます)

そうした方々のVISA取得を何度も行った経験を経て学んだ、最も大事なことが、冒頭に書いた「work」と「business」の違いを理解する、ということです。

(本題) ビジネスですか?観光ですか?

「初めてアメリカに行きました。イミグレ*で渡航目的がビジネスか観光かを聞かれました。ミーティングできたけど、ビジネスって言ったらビザ取ってないから強制帰国させられちゃいますよね。だから観光って言って入ってきました!」

(ん〜ばか!!)

聞かれますよね。タッチパネルで選んだりする時も。英会話のロールプレイの題材にもよくあると思います。

ダメです。

どう答えたらいいか迷って、こう言う方、本当に多くいるんです。

  1. ルールNo.1。嘘をついてはいけません。「嘘をついて入国をしようとした」というのは、あなたにとって一番の不利益になります。

  2. ビジネスできたらビジネスできたと言ってください。ビザを持っていなくても日本人がアメリカでビジネスをすることは許可されています

許可されていないのは「ワーク」、つまり労働です。

「ビジネス」とは
大まかに言えばつまりミーティングをすることです。
ネットワーキング、市場調査、契約の交渉など。

「ワーク」とは
日本語を教える、とか
広告の撮影をする、とか
デザインをする、とか
ショップで売り子をする、とか
物を売ったりサービスを提供することです。

だから大事なのはイミグレで、絶対に work という言葉を出さないことです。
言った瞬間オフィサーの目はギラリと光り、「どういうこと?」と鬼の尋問が始まります。

逆にそれだけ覚えていれば、99%以上のケースは問題なく入国できるでしょう。

*イミグレ=immigration office。でも日本語英語かも。アメリカだとpassport control または border controlと呼ばれている方が多いです。「通関」と呼ぶ方もよく見かけますが、通関ではありません。見分け方は荷物を受け取る前に通るか後に通るかです。


(余談) よくある勘違い

お金をアメリカの企業や個人から受け取っていなければ何をしたとしても、アメリカでのワークビザは必要ないんですよね?

本当によくある勘違いです。実際に国によっては、その国の企業や個人から報酬をもらっていなければ、オーケーと言う国もあるのです。

ただし、アメリカの場合はダメ。

報酬が発生している限りは(場合によっては、報酬が発生していなくても)、「work」をしてしまうと、それは違法労働とみなされます。


おわりに

いかがでしたでしょうか。
インターネットを見てもあんまりちゃんと言われてないじゃないかなぁと思って、書きました。
読んでくださったあなたのために少しでもなればハッピーです。



※このワークとビジネスの違いと言うのは、あくまでも入国管理の文脈の話です。その文脈を一旦出れば意味としてオーバーラップするようなところもあります。

記事が気に入りましたら、サポート…ではなく、ぼくが主催しているDiscordによければご参加ください。ぜひ、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。 https://discord.gg/uvN2DKWNem