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【株式投資】オンライン教育業界銘柄分析【ネットワンシステムズ】

本日紹介する銘柄は「ネットワンシステムズ」証券コード7518です。

この企業はネットワークシステム構築などに強みを持っており、

ルータ・スイッチなどのネットワーク機器を組み合わせたシステム構築などを手掛けています。

取扱商品は海外系ベンダーの製品の割合が多く、中でも米シスコシステムズ社の製品の売上比率が比較的高いです。

通信事業者向けのほか、一般民間企業や中央省庁・自治体、文教向けなど幅広い顧客層を持っています。

2021年2月7日時点の株価は3505円で、配当利回りは1.37%です。

チャートを見てみると、コロナショック前は3215円あった株価が1650円まで暴落します。

しかし、その後10月には5140円と三倍に膨れ上がります。

しかし、その2週間後に2895円と滝のような下落を見せ、

現在の株価になっているという、非常に変動の激しい銘柄です。

業績を見てみると、売上高は前年比+6.2%

営業利益も+15.2%、最終益も+22.2%と絶好調です。

成長性を見てみると、毎年プラス成長を続けており、今後も安定的な成長が見込まれます。

収益性を見てみると、ROEは17.69、ROAは8.58とどちらも非常に高く、経営がうまいと言えます。

決算情報を見てみると、なぜ株価が乱高下したかがわかります。

「納品実体のない取引」を東京国税局により指摘をされ、決算発表が遅れていたのです。

元従業員による資金流出が判明したり、売上原価の追加計上がされていました。

それらの影響により、業績修正の報告がありました。

事業別に見てみましょう。

(1)エンタープライズ

新型コロナウイルス感染症対応への要望が強く、テレワーク拡大、セキュリティ対策、クラウド基盤が堅調で前年比プラス17.1%でした。

(2)通信事業者

サービス基盤や法人事業の支援、テレワークの拡大に伴う回線の増強を中心に展開しています。一部の案件が下記に延期されたものの、前年比プラス8%でした。

(3)パブリック

GIGAスクール構想、セキュリティ対策、クラウド基盤ビジネスが好調でした。しかし、その一方でヘルスケアが低調でした。前年比プラス49.8%で、大幅に増加しました。

(4)パートナー

売上高は5G案件が寄与したものの、新型コロナウイルスの影響で軟調で、プラス8.1%でした。

「ネットワンシステムズ」は買いでしょうか?

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