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ねだるな、勝ち取れ。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。

これは知っている人は知っている。
アニメ『エウレカセブン』のセリフです。

良い言葉なので
印象に残っていて、
個人的にとても好きな言葉です。


意味としては、
欲しいもの、得たい結果があったら、

ただねだるでけではなくて、
待っているだけではなくて、

自分からつかみ取りに行け!
ということですね。

今回はこちらの言葉が

なぜ好きなのか?
なぜ良いのか?

お話していきたいです。

四字熟語「守株待兎」の例



古代中国、諸子百家の一人
「韓非子」のお話で、

「守株待兎」(しゅしゅたいと)という
四字熟語があります。



これは、
ある宋の国の農夫が、
切り株にぶつかって死んでいるうさぎを見ました。
うさぎを簡単に手に入れることができた農夫は、


この切り株の前で待っていれば、
きっとまたうさぎを楽して
手に入れられるかもしれない。

そう考えて、切り株の前で
ずっと待つようにしました。

しかし、

日々待てども、待てども、
同じようにうさぎは現れず、
二度ととうさぎを
手に入れることはできませんでした。

そして、
ただ切り株の前で
待っているだけでしたので、

農作業も怠っていて、
作物を収穫することもできず、
国中の笑いものになった。
というお話です。


偶然を期待して楽をしようとして、
農作物も取れずじまい、
これでは本末転倒です。

(山田耕筰の童謡「待ちぼうけ」はこのお話がもととなっています)


このお話からは、
偶然を期待して待っているだけではダメだ。
と解釈することもできます。


ほしいもの、やりたいこと、得たい結果、


それらがあるならば、

自分から行動を起こして進んでいく。
つかみ取りに行くことが大切だ、

と思い知らされます。

行動できなかった私



過去を振り返ると、
私は行動しないようなパターンを
取っていることが多くありました。


学生時代など、
パッとしない学生生活を送っていて、
無為に時間を過ごしていたなあと思います。


勉強もしないですし、
スポーツもできませんでした。

交友関係なども自分から広げたり、
積極的に接していくことはせず、

ただ、
まわりの場の雰囲気に
流されながら過ごしていく日々でした。


学校と家を往復するような毎日で、
特に強く印象に残るような
良い出来事などもパッと思い出せません。


そんな有様です。


例えばよくある話で、

学生時代は良い大学に入るために、
試験で良い点数、高偏差値をとるために、
3年間ずっと勉強ばかりしていた。

なんて話を聞くことがあります。


それが良いか悪いかは人によるでしょうが、

ただ、目標を持って
そこに向かって努力をした。
ひたむきに行動していった。

という経験はかけがえないものでしょう。


勉強はできなくとも、
甲子園や選抜、国体などに出るために
ひたすら運動をやってきた、練習に日夜明け暮れていた。
というスポーツ少年少女もいることでしょう。


実際に大会に出場ができた、
レギュラーがとれた、活躍ができた、
かどうか、

結果が出せたかどうかは
わかりませんが、


目標にむかって努力を重ねていった、


という青春の思い出は
かけがえないものでしょう。

なぜ私の学生時代はパッとしなかったのか?


私の学生生活がパッとしなかった、

というのは、

こうした目標や目的がなく、
ただ無為に過ごしているだけの
毎日だったからではないのか、

と反省しました。


自分なりの目標を持って、
そこへむかって進んでいく。

これこそが充実感を得られる行為でしょう。

これからは、
こうした人生を歩んでいきたいものです。




私はどうしても、
言い訳をして行動しないようなところがあるので、

欲しい物、やりたいこと、得たい結果があれば、
自分からつかみ取りに行動していく。

これを心構えとして忘れないようにしたいです。


あなたには、
欲しい物ややりたいことはありますか?

また、
どのような人生を歩みたいと思いますか?


ぜひコメントなどで
気軽に教えてほしいですね。

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