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実践型コンサル思考①課題発見のために

このシリーズでは、“言われてみれば、確かにそうだ"と感じる、仕事に役立つ考え方を、自分の体験と共に共有します。

日々の業務を、より早く、高いクオリティで進めるために、一般の会社員の方にも役に立つ情報のはずです。

■どんな人にオススメ?

みんなそれぞれ、脳みそのタイプに特徴があるそうです。
僕の脳みそは、段階やグループに分けて考えるのに向いているタイプなのだそうですが、コンサル屋さんにはこのタイプが多いそうです。

今って何に関する話をしてるの??

会議などでコミュニケーションを取っていて、そんな思いになることがよくあります。

なんの話?
どういうこと?

こんな質問をされることがある人、より意識して読んでいただければと思います。

・大きなグループに分けて考える

コンサルがお手伝いさせていただくことは、【1】課題の発見と、【2】課題の解決の2つです。

この課題を把握するためには、まず俯瞰して大きなグループに分けることが必要になります。

グループ分けをする際、大体の場合が2つのグループか3つのグループに分けることができます。

例えば、僕がお世話になっている人材紹介の業界では、事象が大きく3つに分けられます。

1、求人獲得
2、会員獲得
3、紹介業務(求人と会員をつなぎ合わせる)

課題はこの中のどこかに属するのです。

無題のプレゼンテーション (1)


・それぞれのグループの関係性を把握する

グループに分けた時に考えるのが、それぞれのグループの関係性です。

今回の場合は、求人獲得が進めば、それを見た会員が登録をする可能性があるので、会員獲得も進みます。

また一方で、会員の獲得が進めば、それをベースにして求人の獲得もしやすくなりますので、お互いに相関関係があります。

そして、求人獲得と会員獲得が進めば進むほど、紹介業務は選択肢が多くなり、実施をしやすくなります。

・売上アップにつながる課題がどこにあるか

ご存知の方がほとんどだと思いますが、人材紹介ビジネスは、自分の紹介した人材が採用されれば、その採用企業から年収に応じた紹介料を頂戴していることがほとんどです。

そのため、紹介業務がうまくいけば、売上アップにつながる訳です。

このことを理解していれば、向き合うべき課題はシンプルになります。

1、求人に対して会員が多ければ、求人を増やすことが課題。
2、会員に対して求人が多ければ、会員を増やすことが課題。
3、紹介業務のクオリティを高めることも課題。

大別すれば、この3つだけということになるんですよね。

ここまでイメージが付けば、それぞれの課題解決を考えたらいいだけ。

ここまで目星をつけるだけで、とても簡単になるんです。

是非皆さんも、ご自身のお仕事において、どこに向き合うべき課題があるのか、ボトルネックが何になっているのか、置き換えて考えてみてくださいね。

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