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自動的に理想の体型になる「3つの習慣」


「2か月後に10kg痩せた自分にコミットだ!」

「メニューは、サラダチキンと玄米と野菜のみだ!」


「ダイエット」と聞くと、こんなマッチョなやり方をイメージして、ゲンナリしてしまうかもしれません。

または、すでにこのやり方でチャレンジしたものの、心が折れて、前より太ってしまった。

もしかしたら、そんな経験があるかもしれませんね・・・

・・・

どうも、EIJIです。

冒頭でお伝えした、「結果にコミット」や「無茶なメニュー制限」は

某Rから始まるダイエット団体の影響で、今や業界のスタンダートになりつつあります。

あるのですが、私自身これまで数多くのクライアントを見てきて

そのやり方で、「長期的に」理想の体型をキープしている人を見たことがありません。

一時的には痩せても、すぐに元に戻るか、むしろ前より太ってしまいます。

なぜ、こんな状態になるのかというと、「ダイエットの定義」が間違っているからです。

本来正しい「ダイエット」をしていれば

・週に何回もジムに通って、激しい筋トレで身体を追い込んだり

・まずい鳥のささみばかり食べたり、お昼は炭水化物抜きで野菜サラダだけ食べたり。

そんなことをする必要はありません。

美味しい物をお腹いっぱい食べていても、あなたにとって理想の体型を維持できます。

そこで、今回の記事では

「自動的に理想の体形を維持できる3つの習慣」

というテーマで話をします。

日常ですぐにできることばかりなので、ぜひ役立ててみてください。

■そもそも「ダイエット」とは何か?

その「3つの習慣」について説明する前に、まずは「ダイエット」という言葉の定義を、正しくしておこうと思います。

それを理解しておかないと、どれだけ知識を得ても、「2ヶ月で10kg減量!サラダチキン!」になりかねないので(笑)

「ダイエット=痩せること」

世間一般ではこのように認識されていますが

私は、以下のように定義しています。

「ダイエット=身体の最適化」

一般的な「ダイエット」だと、体重は減ったけど、身体は重く、疲れが抜けない。

見た目はスリムになったけど、肌はガサガサで、5歳は老ける。

なんてことは、よくあります。

なぜなら、「痩せることだけ」にフォーカスが当たっているからです。

それに比べて、私が推奨するダイエットは「身体の最適化」ですから

・体重が減りながら、身体のエネルギーがどんどん高まる感覚があるし

・体型がスリムになりながら、見た目もどんどん若返ります。

つまり、正しいダイエットとは、身体の状態がより良くなるように最適化していくことであり

その結果として、「自動的に理想の体型がキープできる状態」を作れるわけです。

それを前提に、続いて具体的な方法について話していきます。

1.「セットポイント」を働かせる


「セットポイント」とは、我々の遺伝子に組み込まれた、自動で最適な体重(体型)にコントロールしてくれるシステムのことです。

このセットポイントが正しく働いていれば、多少食べ過ぎが続いても、脂肪を燃やして、体重をコントロールしてくれます。

逆に、摂取カロリーが少な過ぎる場合は、脂肪を温存して、痩せ過ぎないようにしてくれます。

そのメカニズムについて詳しく話すと、1冊の本が書けそうなのでここでは割愛しますが(苦笑)

簡単に言うと、ホルモン系の自動制御でそれを実現しています。

食欲(空腹感)をコントロールするレプチンだったり
脂肪燃焼を促す、テストステロンだったり

セットポイントが正しく機能していれば、これらのホルモンが適切に分泌されて、必要以上に食べたいと思わなくなるし、脂肪も勝手に減っていきます。

・・・

「でも、わいもう10年以上、ぶよぶよやで!」


もしあなたがこんな状態になっているのなら、セットポイントが正しく機能していない可能性が高いです。

では、なぜ、こんな状態になってしまうのでしょうか?

その主たる原因が、食品添加物と加工食品の摂取です。

ポテトチップス、人口甘味料入りのジュース、インスタント食品、スーパーのお惣菜、コンビニ弁当、ファストフード。

あなたも、これらを日々食べていませんか?

これらの食品には、食品添加物や過酸化脂質が大量に含まれており、それが我々の身体のシステムを狂わせます。

その影響はとても強く、これらの食品を常食していたら、ほんの数日でセットポイントは狂い、デブへの道まっしぐらです。

「いいえ、私は意識高い系女子だから、ヘルシーなメニューしか食べたことないですわ。」

そういう人もいるかもしれませんが

普段食べている、そのヘルシーメニューの原材料をよーく見てみてください。

「植物油脂」とか「果糖ぶどう糖液糖」とか「ソルビン酸K」みたいな、よくわからない物が入ってませんか?

■セットポイント再起動の為のガイドライン


これらの添加物は、コンビニのレジ近くに売っている揚げ物類に比べたらまだマシですが、確実に少しずつ体内のシステムを狂わせます。

そこで、セットポイントを正しく機能させる為に、以下のガイドラインを参考にしてみてください。

1.できる限り、自然なままの食材を買って、それを調理する。
(野菜、魚、肉、米など)

2.加工食品はできるだけ避ける。

3.出来合いの物を買う時は、添加物が少ない(または無い)物を選ぶ。

4.コンビニやファストフードの揚げ物類は、カロリーと毒の塊なので極力避ける。


現在の食生活が乱れていればいるほど、最初はキツイかもしれません。

でも、しばらく続けていると、やがてセットポイントが正しく機能するようになり、今まで食べていたジャンクフードや、加工食品を食べたいと思わなくなります。

そうなれば、しめたもの。

そのまま続けていれば、やがて「自動で理想の体形を維持できるシステム」が出来上がります。

結果にコミットして、サラダチキンと野菜だけ食べ続ける必要もなければ、顔黒でイケイケのトレーナーに、毎回筋トレで追い込まれることもありません。

美味しいお肉や、美味しいご飯を楽しみながら、マイペースで生活できます。

1度システムを再起動すれば、長期的に安定して体型維持ができるので、おすすめです。

2.至高のモンブラン


とは言うものの

「ダイエットはたしかにしたい。でもチョコやスイーツがどうしても止められません!」

中には、こんな人もいるでしょう。

そのお気持ちは、めっちゃわかります。

私自身も、スイーツはかなり好きで、東京近郊の店だけでも、軽く300店補以上は食べ歩いています。

特に「モンブラン」が大好きで、昔からよく食べていました。

そのせいか、心なしか頭の形が、栗っぽくなってきたほどです。

私と同じように、どうしても甘い物が止められなかったり、から揚げなどの油物が好きな人も多いと思います。

そんな人におすすめなのが、「食べるなら至高の一品を食べること」です。

甘い物好きで、ダイエットがうまくいかない人の多くが、ダラダラと惰性で、近所のスーパーやコンビニで買った物を食べています。

「なんか急に甘い物食べたくなったから、これも買っちゃお」的な。

惰性で買ってるから、口にする頻度は増えるし、スーパーやコンビニで売ってるスイーツは、添加物だらけです。

なので、毎日せっせとセットポイントを狂わせて、太りやすい体質を作っていることになります。

モンブラン


今日からそれを止めて、代わりに「食べるなら最高の一品を食べる」という習慣を取り入れて欲しいのです。

例えば、私の場合

「スイーツを食べる時は、自分が本当に食べたいと思った店の物を、ピンポイントで狙って食べる。」

をルール化しています。

店にもよりますが、名が知れたスイーツの店の場合、添加物を一切使わず、自然の素材のみで勝負してる所が多いです。

砂糖(精白糖)は使われているので、それはよくないですが、それでもコンビニスイーツに比べたら、その量は圧倒的に少ない。

また、「ピンポイントで狙って買う」ので、必然的に甘い物を口にする機会も減ります。

そうすると、「すぐ口寂しくなるんじゃ?」と思うかもしれません。

しれませんが、これが人間の脳の不思議な所。

人間の脳は、金額の高い/安いで満足度の高さを判断する傾向が強いので

毎日安いコンビニスイーツを食べるよりも、週1回高級なスイーツを食べた方が、かえって満足度が高くなったりします。

その結果、ダラダラ買いが減り、ますます太りにくくなるのです。

今回はスイーツを例に挙げましたが、揚げ物でも何でも同じです。

どうせ食べるなら、ピンポイントで狙って、至高の一品を食べる。

今日から、これを意識してみてください。

3.「生体利用効率」に適した食事をする。


ここで言う「生体利用効率」とは

我々が何かを食べた時に、その栄養素が”実際”どの程度の割合で、消化・吸収されるかの比率です。

この比率は、各人の体質によって異なり、全く同じ物を同じ量食べても、身体に与える影響が大きく変わります。

例えば、あなたが、ゴリラと1つ屋根の下で暮らしたとします。

両親も当然ゴリラなので、あなたと子ゴリラは、毎回同じ量のリンゴを、同じように食べて育ちました。

にも関わらず・・・

数年後、子ゴリラは筋肉ムキムキの強大な身体になり、あなたは、色白でガリガリのもやし体型になりました。

なぜ、こういうことが起きるのかというと、「リンゴ」という全く同じ物をインプットしても、実際それが身体の中でどう作用するかは、個人個人で異なるからです。

これは、人間同士で比較した場合でもそうで、同じ「おにぎり」という食べ物を食べた場合でも

Aさん:太りやすい
Bさん:変わらない

という結果になるし

同じ、鶏胸肉200gを食べたとしても

Aさん:タンパク質40g吸収
Bさん:タンパク質10g吸収

という結果にもなり得ます。

だからこそ

どの食材を食べると、自分は太りやすいのか?
逆にどの食材を食べると、自分は太りにくいのか?

これらを、できるだけ正確に把握しておいた方がいいのです。

アーユルヴェーダ


ただそうは言っても、各食材ごとに「自分の身体にどんな影響を与えるか?」を1つ1つ調べるのは、かなり大変ですよね?

そこで、以前私がおこなったアーユルヴェーダセミナーでは

大きく7つの体質に分けて、各体質ごとに、どの食材が身体にどんな影響を与えるか?

具体的には、食材の種類を「6つ」のカテゴリに分けて、7つの体質ごとに与える影響について解説しました。

そちらを見てもらえば、各食材ごとに、ご自身の身体にどんな影響を与えるかが、正確にわかると思います。

この記事の末尾に案内ページを載せておくので、興味があれば確認してみてください。

・・・

・・・

「そこまでは、ちょっと」という場合でも

最低限PFCバランス(たんぱく質、脂質、炭水化物のバランス)と、身体に与える影響くらいは把握しておいた方がいいと思います。

総摂取カロリーのうち、何%を炭水化物で摂って、何%をたんぱく質で摂って、何%を脂肪で摂るか。

これも一概に正解は無く、体質によって最適な比率は変わります。

例えば私の場合。

糖質の代謝能力が比較的高く、ご飯やパスタをバクバク食べても、ほとんど太りません。

逆に、世間一般でよく言われる糖質制限や、糖質オフダイエット。

これをやると、一気に体調が悪くなって、肌が荒れて、おまけに心も荒れて、すぐ頭にモンブランが浮かびます(苦笑)

そうすると、少なくとも私の場合は、炭水化物の比率をやや多めにした方が、「身体の最適化」という意味ではよいわけです。

ただこれはあくまで、私の場合であって、あなたの場合はまた違います。

なので、PFCバランスを一定期間ごとに変えながら、自分の心と身体にどんな影響があるか。

まずは、これを計測してください。

具体的には、1日で食べた物のカロリーを計測し、PFCごとにそれぞれ何g含まれているかを書き出します。

そこから、タンパク質、脂肪、炭水化物ごとのカロリーを算出します。

外食をする場合でも、できれば、栄養成分表示がされている定食屋で食べた方がよいです。

最初はカロリー計算とか面倒だと思いますが、1度ちゃんとやっておけば、どんな健康本やダイエットマニュアルよりも、役立ちます。

一生モノの知恵になると思うので、ぜひやってみてください。

■まとめ


さて、今回の記事では、「自動的に理想の体形になる為の3つの習慣」ということで、以下の話をしました。

・正しいダイエットとは、「身体の最適化」である。

・習慣1:セットポイントを正しく働かせる。
→ 食品添加物や、加工食品を極力避ける。

・習慣2:至高の一品を選んで食べる。
→ スイーツや、揚げ物の誘惑から回避する。

・習慣3:生体利用効率に適した食事をする。
→ 最低限、PFCバランスが身体に与える影響程度は把握しておく。


今回話した内容は、基本的なことが多かったですが、その分日常で実践できることも、いろいろあったと思います。

ぜひ、1つでも2つでも取り入れて、ご自身の体型維持に役立ててみてください。


PS.

ご自身の体質に合った、最適な食事の内容や
運動の方法について詳しく知りたい方は、以下のページからどうぞ。

7つの体質別 食事法・運動法セミナー


では、最後までお読み頂きありがとうございました!

EIJI

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