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IT留学のことについて書いてみる

noteでのエントリを見かけまくるのでnoteを頑張って書いていこうじゃないかと意気込んでいます。
とはいえ仕事の話だとつまらないからちょっとくだけた内容で、ベトナムのダナンという超いいところでやってるIT留学のことについて書いてみようかと思う。良く聞かれる質問も含めて、ちょっと中にはディスも入っていたりしてるけど笑って許してほしいです。笑って。

IT留学をしてもはっきりいって就職出来ない

こんなことをやってる人がいうのもどうかと思うが、実際そうだと思います。ベトナム・ダナンでIT留学を行っているのは弊社だけなのですが、セブ島の留学しかりたった数ヶ月で何が変わるのか、そんな簡単にエンジニアになれたらみんなエンジニアになれますし全体的な人口不足になんてならないわけです。じゃあそんな中、なんでやってるのか?

金儲け主義のIT留学に終止符を打ちたい

そもそも僕らは絶対に就職出来るとか人生変えようぜ!なんて夢物語みたいなことは言わないです(広告では謳ってるかもです)。
オンライン面談時には必ずそんなにITが甘くないことを伝えていて、でも目的、目標はしっかり聞いて必ず個人個人の解を提案します。

例えばざっくり「IT系に転職したい」という要望であった場合、なぜ転職したいのか将来的にどういった働き方やキャリアや収入を望まれているのかというところを紐解きます。
技術を学ぶことはあくまで目標達成のための手段だということを認識してもらうことがすごく大事だと思っています。
目標がしっかりしていないとせっかくお金をかけてきてもらってもあまりのハードルの高さに勉強することが嫌になってしまうのです。最終的に何も習得できずに帰国というのは留学事業、教育事業をやる上では絶対になくさないとダメなところです。

だから出来る人はすごく出来るようになるし、出来ない人は出来ないまま、つまり人によります。この「人による」部分を出来るだけ未然に防ぐことで全員成長の環境となってます。
強引な営業スタイルで申込みをもらって来てもらうようなことはしていません。目標がしっかりしていない場合はオンライン面談の時に止めることを勧めます。

スタートラインに立つことが重要

そして我々のカリキュラムは極めて短いです。長くても1ヶ月。
そんな期間勉強しても就職なんて出来ません。現場のレベルには達しません。そんな魔法はないのです。

僕たちはもともとWEB、インターネットが好きで勉強という意識も無く好奇心の赴くままに身につけてきた世代です。
そんな僕たちが言えるのは、スキルを身につけるために重要なことはとにかく手を動かすこと。
教科書どおりのことではなく自分で考えて思いついたことを形にする、最初は失敗だらけでも好きだからやり続けることで徐々に身につく、それが自分の経験となりポートフォリオになります。これが大事。

でも、出来ない人が3ヶ月や半年勉強しても出来ないものは出来ないままです。はっきりいって無駄です。長期間プランを用意して高額な学費をとっている学校は何をやってるのか知りたいです。逆に。出来る人はおそらく後半持て余すというか、結局自分で勉強してた手を動かしてるんじゃないかなと。じゃあ短い時間で基礎をしっかり学べれば良くね?って話なわけです。

前述している通り目標を明確に覚悟を持ってくる人であれば1ヶ月で、スタートラインに立つことが出来ます。なぜなら基礎がすごい重要だから、本当にガチで。スタートラインに立つことが出来ればあとは自分で手を動かして経験を積んでいくことが出来るので長期間のプランは必要ないのです。

3ヶ月コース、半年コースの留学ですら後半はワークといって講師があまり指導することはありません。多くの学校がグループ学習という名の自習に入ります。

つまり大事なのは基礎、そこさえ押さえておけばあとは自分で勉強していくことが出来ます。滞在を無駄に延ばしてお金を儲けるのではなく、できるだけ多くの人にITが甘くないか、そしてスキルは目的じゃなくて手段かということを理解してもらってスタートラインに立ってもらう、

未経験者がIT業界へ就職するハードル

じゃあ結局自分でやるしかない、でもいくらスキルを身に着けても就職は別です。特に日本は実務経験がないとかなり就職ハードルが高いです。純粋な未経験でIT業界に入れるのなんて今日日新卒ぐらいなんじゃないかというぐらいハードルが高いです。
だから今この業界で働けている我々は幸せなのです。
いや、違う。
実務経験がないことはそうですがそれ以上に好きじゃない人が多い。好きじゃないということは自分で学ぼうとしない、いわゆる就職ゴールになってしまいます。就職も人生の目標における手段の一つです。みんなサラリーマンになることがゴールとして生きてきたわけじゃないはずです。プライベートでも幸せな家庭を築くとか、将来海の近くに家を立ててカフェをやりたいとか、ザクッとしててもそういうゴールがあるはずです。夢じゃなくてゴール。
もしもこれを見てる人が今年の目標が現状維持ならこの業界には向いてないです、1年、いやそれ以上の速度で常に進化し続けてる業界ですしね。成長したいと強く思わない限り流れの速さになんてついていけない
話はそれましたが中途面接でよくあるのが職業訓練校でWEB制作を学びました!パターン。職業訓練校が悪いわけじゃないです。
でも職業訓練校で学んだだけじゃダメなんです。もっというと全ての学校でもそうで例えばPhotoshop、HTML、それらを勉強しただけじゃダメなんです。それらを勉強して何を自分で作ったか、多くの人にそれがないんです。

だから今のところ実は未経験者でもそこをしっかりやってる人っていうのは意外とハードルは高くないのです。ああ言っちゃった、IT留学やってる人がいっちゃったこれ。

カリキュラムに絶対の自信

そうはいっても繰り返しますが基礎は大事。基礎が1番大事。
なのでうちの留学は基礎重視です。多少勉強したことあります、学校でやったことあります、そんなの関係ないです。基礎が大事。
この基礎っていうのが意外とやってた人でも押さえてないんですよね。
なぜなら多くの学校がWEBデザインを学ぼう!ってなった時に何をやるかっていうとPhotoshopの操作だったりします。エンジニアだったら例えば簡単なiPhoneアプリ作ってみた、とか。
確かに受けてる側はやった気になるよ、成果物も出るし。でもそうじゃない。
WEBデザインだったら良いデザイン悪いデザインの違いや定義だったり、規則性だったり、デザインとは何か?っていうところが作る上で重要なんですよ。もちろんPhotoshopの使い方もやるけど、それ以前にデザインがわかってなかったらデザインって出来ないわけで作りたいもの作ってたらそれはデザインじゃないのです。
エンジニアだったらデバイスに表示されているWEBサイトやアプリケーションの裏側で何がどう動いていて僕たちは日々そういうサービスを利用出来ているのかとか。あと開発環境を整えていったりだとか。トラブルシューティングが起きた時の対処とか。もちろん言語も覚えるし色々作っていくうちにやっていくけど、言語だけを覚えればいいって問題じゃないのです。

学ぼうって思った時にイメージしているような授業は本質的ではなくて、そんなので良かったらいくらでも書籍やオンラインツールで学べてしまいます。

僕はカリキュラムに絶対の自信をもってます。
なぜなら弊社の現役CDOとCTOが作ったもので、多くの学校で取り扱っていない本当は必要なのにやらないことをふんだんに取り入れています。

多くの学校はなぜこれをやってないかというと、
・教える側も教わる側も難しい
・受けてる側が理解出来ないとつまらないと感じる(満足度が下がると今後の評判に影響するのでやった感だす)
おそらくこの2点です。

僕らは覚悟をもった人にあえてこの内容をやっていて、結果的に大きな成長に繋がっています

Weekly IT CAMPでサポート出来ること

IT留学受けました、基礎めっちゃ頑張りました、でも正直帰って続けられるか不安です。そんな方はそのままインターンしてください。
インターンの内容はそれぞれ沢山ありますが、一度受けた授業のアシスタントとして入ったり、留学を受けに来る方の相談に乗ったり、オフショア制作開発の現場に入ったり、マーケティングやったり様々で勉強したことが活かせる希望通りのところに配属出来るかはわかりません。というか希望は聞かないですし通らないです。
その期間に何をやってほしいのかというと、業務はもしかしたらつまらないと感じてしまうかもしれないですがWEBの会社で働くという体験、そして業務時間外でひたすら手を動かして自分の経験値を積んでほしいのです。インターンじゃなくてもいいじゃないかと思うかもしれないですが、インターンで滞在を伸ばすことで先生や現場で働く人に頼ってほしいのです。自分の作りたいものを作る最中でアドバイスがほしければもらえますし、もっと効率の良い方法や現場レベルでのアドバイスが好きなだけもらえます。
また日本人だけじゃないので外国人と働く経験というのも得られて、結果的にインターンをすることで様々なことを得ることが出来ます。

また多くの学校はインターンになると無給ですが僕たちは決して多くはないですが作業と貢献度により変動もありますが有給です。
(※インターン後にそのまま弊社に就職も有りえます)

最大授業込み3ヶ月の滞在ですが、インターンまで行えばより濃密な経験をえることが出来ます。それは日本での就職や海外での就職にも役立つ経験になりますし、やりきることが1番大きな経験かと思います。

IT留学の最終形

僕たちが目指すところはただスタートラインに立たせて人生の目標に向かってもらうことだけではありません。もちろんそれもすごく意義のあることだと思っています。
でも今日本の課題は世界で戦える人材を生み出せていないこと、それにより大きな遅れをとっています。だから僕たちはIT留学を通じてグローバルで戦える起業家を生み出したいと考えています。
まだまだ事業としては始まったばかりでコースバリエーションも少ないですが、今後はもっともっと増やしていきますし、起業家志望向けのコースも作ります。
そしてコースの垣根を超えた優れたチームを生み出しスタートアップさせ、そんな起業家のチャンスになるピッチイベントをベトナム・ダナンで最大のカンファレンスとして開催することです。もちろん各国のVC、CVC、個人投資家を招いて。

ITは手段であって目的目標ではないように、僕たちはIT留学を通して世界に生み出すことを最大の目的としています。

まとめ

さらっと書くつもりが長文になってしまいました。
でも何よりもダナンという場所があまりにもサイコー過ぎる場所だと思っています。ロケーションとしてはもちろん、衛生面や食事やネット環境。そして何よりも人がいい、優しい人が多いんです。これにつきます。
僕はベトナム、ダナンに強いリスペクトを持っています。
だからこそ社会の課題を解決し必要とされる事業で日本とベトナムの国益に貢献したいと思っています。

だからさ、とにかくすげーいいから、みんなおいでよダナン。


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