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至上のひとときを愉しみ、いつものひとときを味わう

・至上のひとときを愉しむ

月を愛でる

 十五夜の頃、部屋を暗くしてろうそくに明かりを灯し、椅子の背もたれを目一杯倒して、窓を開け月の光を感じながら眺めつつ、バカラのグラスに固めの氷をいれスモーキーなウィスキーを注ぎオンザロックで啜る。
古いJAZZナンバー、さしずめソニークラークのCOOL STRUTTIN’あたりを手始めとして流そうかな、、、。

つまみは手製のスモークチーズやサラミ、クラッカー、ナッツさえあれば十分。空気、眺め、音が最高のつまみ。
余計な会話も要らない。

家に居ながらにして、こんな心地良い空気があって、まったりとした時間の中で月を愛でながら、ゆったりと好きな音楽が流れる空間、それはこの時期でしか味わえない最高の贅沢。
LP2枚流したあたりからすっかり酔いも回り、大分いい時間になってしまった。

おや、気がつけば月は天空の目の届かぬ高さに。
今夜は良い夢が見れそうだ。

たまらんですね、こんな時間が毎日続いたらいいのに、、、。

・いつものひとときを味わう

前奏のアテ

 普段はビールに大葉とカイワレを添えたちくわに少し良さげな山葵を添えた物、または栃尾の油揚げにネギ味噌などを挟んで焼き上げた物を食べ終わる頃、晩酌の前奏が終わる。

少し気持ち良くなってきたところで芋焼酎か日本酒に切り替わり、冷凍保存しておいた手作り餃子や塩麹で漬けておいたロース豚肉に火を通して、ほおばるというのがほぼ毎日のルーティーン。

炭水化物は基本摂らないが、時として我が家自慢の特製和風焼きそばも摂る事がある。酔いが進んだ頃には、柿の種、ピーナッツ、煎り大豆などをつまみながら、気の赴くままにお酒を呑む。

因みに日本酒は辛口、焼酎は芋のロックか水割り、冬はお湯割りに限る。
時として、ワインも登場する。
キンキンに冷やした白、赤はカベルネソーヴィニオンに拘る。白はすっきり呑めれば特段拘りなしだが、赤はあのどっしりした渋さが堪らず好きなので気に入って以来数十年、他の品種に鞍替えした事がない。

夏はビールかハイボール、特に今年の夏はこれまでの人生で最高に暑い夏だったので、ビールが進み、500ml缶が毎日2本は欠かせなかった。ちくわをたいらげた後は、我が家特選ゴーヤのオリジナル料理。
スライスしたゴーヤとたまねぎ、セロリに鰹節を満遍なくかけ、そこに小ぶりのフライパンで熱々に熱したごま油に鷹の爪を加え、火が付く寸前にジュワっと注ぎ、仕上げに石川の❝いしる❞を掛けて出来上がり。
これがあれば、ビールもハイボールもたくさん呑めてしまう。

忘れてならないのは、合間にしっかりと冷水を取る事。
我が家では電解水素水を常用。二日酔い防止だけでなく、焼酎の水割りやお湯割りに使うと、まろやかさが数段増し別の飲み物となるのでお薦め。

・最後に、

気の置けない友や仲間と愉しむお酒は、会話を楽しむことを第一優先するので店選びが重要なファクター。ゆっくり話せる空間かどうかが決め手で、勿論、お酒が揃っている事、美味しそうな酒の肴が揃っている事も欠かせない。それから予算も重要ではある、、、。
詰まるところ、毎日たくさんのお酒に囲まれて一日が終わる。

「stad.fm」
下記URLより音声でも視聴頂けます。
https://stand.fm/episodes/65839fa7739872ae007854dc





#いい時間とお酒

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