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この憂鬱な社会で、1ミリで良いからストレスを減らしたい

ある日、上司がこんなことを言っていました。

「テレワークの普及でコミュニケーションの問題が多発しており、ストレスを抱えている若手職員が増えているそうだ」

「コミュニケーションの問題??
普段の業務中でさえ上司と若手のコミュニケーションが取れていないことが多いのに、テレワーク関係あるんすか?」

と言うつもりだったが、いつも通り「へえ〜そうなんですか。」とパソコンを見ながら、カタカタキーボードを打っていました。
(というより、そもそもうちの職場はテレワークなんてやっていないことに気付いた。)

昨今、ストレス社会と言われる中で、ストレス要因というものは減ることはありません。
働き方も劇的に変わり、今までよりも働きやすくなった一方で、未だにテレワークって美味しいの?状態の職場も少なくないでしょう。
そういった「比較」からのストレスを感じることが、以前よりも更に多くなったような気がします。

また、今までテレワークをやれていたのに、出勤させている会社も増えています。

画面越しだとやりにくいというストレスもあるでしょうし、テレワークをやれていたのに上からの命令で、いやいや出勤させられ、ストレスを感じている人も多いはずです。
(まあ、テレワークできていたのに、出勤させている会社は、もれなくブラック企業認定です。)

逆に、私みたいに職場のスポーツ大会や飲み会が無くなった分、ストレスが減ったパターンもあるでしょうが、まあ何はともあれ労働が伴う以上、
ストレス要因ってもんは際限なく湧いて出てくるもの。
根本的にストレスゼロで、労働をこなすのは簡単なことではありません。(んなことは、わかりきってはいるが。)

振り返ればこの一年間ストレスフリーで仕事ができたかと言うと、YESなんて口が裂けても言えません。(というか今年に限ったことではないが。労働恐るべし!)

色々なストレス解消方法をみても「確かにな。
んで、それ解消までにどれだけ時間かかるん?」ってな感じで、ストレスをゼロにするには相当な気力と時間が必要っていう前提条件が全く話されていないことが多いです。
ここで、「諦めるしかない。労働はそういうものだ!」と閉めたら、家庭に居場所がなく、職場のイベントしか楽しみがない可哀想な方々(二度と職場の飲み会はやらなくてOKです!)と同じになってしまうので、私なりにどうストレスと向き合っていたのかを振り返ってみたいと思います。

とはいえ、結論から言うとストレス解消はしていません。(ストレスが溜まってるので!!)
もうちょい具体的に言うと、
「ストレスを解消する」というよりかは「ストレスを少しでも減らす」方向に意識を向けているのだと思います。(正直、意識はしていない。)
所謂、1ミリでもストレスを減らすために、あーだこーだやってるという訳です。

なんだ、それくらいなら簡単じゃんと思う方も多々いると思うので、これで終わりってことでも良いのですが、ここまで数分の時間を使って読んでいただいた数少ない方にも申し訳ないので、
私が良くやっていた「具体的ストレス減少行動」をいくつか書いてみたいと思います。
完全に自己満ではありますが、確実に言えることは、誰でも「1ミリはストレスを減らせる」ものにはなっているはずです。

■はじめに

まず、ここで言うストレスは、一般的なストレスと変わりないのだが、医学的に言われている、
ちゃんと定義された「ストレス」とは違うことを最初に断っておきたい。

ここで言うストレスは、簡単に言えば何となく「ダルい、辛い、ウザい」といった類のものです。簡単でしょう?

また、意識高い系垢やパクツイ自称元公務員の方々(去年は沢山いたのに今年は少なくなったなあ〜しみじみ。)が良く言ってるような、ストレスフリーな生活を送るには「お風呂にゆっくり入る」「睡眠が大事」「完璧を目指さず7割を意識」「何もしないことも大事」みたいな、親の顔より見た内容をここで書くつもりもありません。
そのような〝崇高“な方法を知りたければ、今すぐ香ばしいツイートしてる方々をフォローしに行ってみましょう。勉強になるぞ!(ああ〜呪術廻戦の映画もう一回観て〜。鼻ホジホジ)

とまあ前置きはここまでにしといて早速いってみましょう!

■1.夜更かしをする

「は?次の日眠くて辛いし、睡眠って大事だろ?」
んなこと100ではなく10億も承知で分かっております。
まず前提として、毎日、寝付きが良く、8時間睡眠ばっちり取れてる生活を送ってるいるなら、この記事すら見ることもないでしょう。
かく言う私は、社会人になってから、次の日仕事がある平日に「8時間、朝までぐっすり!」なんて経験したのは多分2〜3回あるかないかです。
(マジです。)

そして基本的に寝付きも悪く、入眠まで平均で、約30分はかかります。中途覚醒もしばしば。
当然、日曜の夜に熟睡(次の日が休みの時は除く)なんてしたことがありません。大体、寝不足から始まる1週間です。
数々の睡眠改善サプリやらを試した私ですが、
まあ効いてる感じはしないですよね。(オススメのやつがあれば教えてください。)

というわけで何が言いたいかというと、寝ようと頑張ろうとするのではなく、
「寝れないもんは寝れないで諦める」ってことです。
確かに次の日の朝眠くて、ダルさも半端ないかも知れませんが、普通に平日の仕事ができていれば良いし、土日でちゃんと寝れてるならオッケーとしましょう。(ただし、年がら年中寝れないとか、仕事にも業務をきたすレベルなら病院へ。
いや、本当に。)

ここで通常の日曜を例にとってみましょう。
「日曜の夜、熟睡できる者は、仕事を制す」と、世間で良く言われてるかは全く不明ですが、大体月曜の朝、「快眠快眠!」みたいな人を通勤途中でみかけることはまずないですよね。
大体顔が青ざめてますし。
というのも土日で睡眠サイクルが崩れたり、日中の昼寝のせいで寝れなかったり(これがなかなかやめられない!)、月曜からの仕事への憂鬱で、寝付きが悪かったりする人が多いからです。
なので「日曜は寝れない」ものとして諦めましょう。
さいあく、ほぼオール状態で仕事に行っても何の問題もないです。たかだか1日そんな状態があっても、パフォーマンスなんか大きく変わりません。
一番やばいのは、明日から仕事だから早く寝ないと!→全然寝付けない→翌朝寝不足&吐き気やばい&イライラのパターンに陥ることです。
どうせ寝れないならいっそ起きて、ネトフリやyoutube、読書に時間を使い、思う存分夜更かしをしましょう。それで寝れなくても、布団の中で朝までずーっと「寝れない、寝れない」と過ごすより全然マシです。同じ寝不足でも、翌朝のストレスは違うはずです。

まあ眠いのは変わりありませんが。

■2.火曜休む

「有休を取るなら月曜日」と絶対的持論がある私ですが、あらゆる環境を考慮して、平均値を出した時に、ここでは火曜に休みを入れることをオススメします。

まず仕事のある月曜はマジでクソなので、月曜に休みを入れるのは人間として一番正常な考えです。
また3連休になるので、1日は休息、1日は遊び、
そしてもう1日は遊んだ後の休息という誰もが望む理想な休日スタイルを保てるわけです。しかし、デメリットもゼロではありません。特に真面目な方は、3連休明けの反動がデカイのです。
また、その日完結型の仕事ならまだしも、
どうしても周りから遅れてスタートを切ることになります。

次に、水曜に休みを入れるのはどうでしょうか。週の真ん中に一度休息を入れて、後半の残り2日頑張ろうって感じです。特に悪いことはありません。強いて言えば、連休にならないというところでしょうか。まあ、それはこれから書かせていただく火曜も同じですが。

では、何故火曜なのでしょうか。

これは先程述べた、日曜夜から月曜朝にかけての夜更かしに繋がっております。
大前提として、月曜はクソですし、変な話、月曜が一番疲れを感じます。
その疲れを1週間ずっと引きずることになるので、キツいのは当たり前です。
ここで火曜に休みを入れることを想像してみてください。
まず火曜日は、週初めの月曜に比べるとそこまで重要な案件はきません。定例会議も月曜のところが多いでしょう?(つーか月曜から会議とか本当クソですよね。皆機嫌悪いんだから話し合いとかナンセンス。)
また気持ち的に、週初めに職場に居ないことによる不安感もないですし、月曜に休むよりハードルが低いことがあげられます。
更に、日曜の寝不足を引きずったとしても、
「1日行けば休み…」という状態にあるので、安心して日曜は夜更かしもできますし、「1日だけなら何とか…」という気持ちも保てます。
仮にこれが水曜休みになると2日行かなければなりません。たかだか1日の違いですが、この1日が大きいのです。
そして、火曜明けの水曜は「もう折り返し地点」です。私の経験上、残り3日くらいなら何とかなります。
「水曜日」休みにして、月曜日に「明日も行かなくちゃいけない」
「火曜日」休みにして、月曜日に「明日休みだから何とか…」
この月曜日に「どう感じるか」によってストレスの減少具合が変わってくるということです。
言うなれば、月曜が元凶なので、
ここに焦点を当てて「ストレスを少しでも減らせるのはどちらか」と考えた方が良いでしょう。

■3.メチャ早く職場へ向かう

満員電車ってクソですよね。特に、週初めということもあり、月曜が一番混んでいます。(テレワークってこの世から消え去ったん?)

そこで、どうせ寝れないなら、早く職場に向かっとこうぜって話です。
ここで重要なのは職場に向かうだけで、職場へ早く行くのではありません。
出世コース界隈では「早出は残業じゃない」という通説がございますが、早出は残業ですからね?ちゃんと始業時間の1分前に登庁しましょう。
(私は毎日8時29分登庁です。おかげさまで出世コースから外れてますが。)
それまで、職場の最寄駅のカフェとかに入って、時間を潰してください。勉強するのも良し、読書するのも良し、朝ごはんを食べるのも良しです。

特に、勉強はオススメです。
何の勉強でも良いです。
「朝から自分は勉強してる!すげえ!」という、自己肯定感を少しでも得ることが大切です。

また、私の場合、朝は固形物を食べれません。
(憂鬱社会人あるあるだと思います。)
ただ朝、カフェとかに入ると、何故か食べれたりします。
チョコクロ、朝マック…などなど先程の固形物への嫌悪感が嘘かのように。これも精神的なものかもしれませんね。

仕事中も当然ダルいっちゃダルいですが、
私の経験上「仕事が始まるまでの時間」が、一番ダルいし、キツいです。
だってその仕事のために、わざわざ「時間をかけて」職場へ行くんですよ?この時間が、どれだけキツいことか。
ましてや、それが満員電車やらで通勤となると、身体的ストレスが更にのしかかるので、その苦痛は計り知れません。
「じゃあ職場の近くに住めば良いじゃん?」
という言う輩が必ず現れますが、全員が全員そういう訳には行きませんし、職場までに行くダルさは徒歩だろうが電車だろうが、関係ないです。
このダルさは職場から近い、遠いで計れる簡単なものではありません。

話を戻しますが、どうせ眠れないなら、浅い睡眠でイライラを抱えたまま満員電車を経て、仕事をスタートをするより、眠いけどメチャ早く職場へ向かい、職場近くのお店とかに入って、始業時間までのんびりしてた方がストレスを減らせます。

■4.職場近くのビジネスホテルに泊まる

先程、「仕事が始まるまでの時間」が一番ダルいし、キツいとお伝えしました。
そうなると始業までの時間ギリギリまで、職場から離れているのがベストです。
ここで大事なのは通勤時間を除いてです。通勤も仕事の一つと考えましょう。

それならさっき「職場から近い、遠いは関係ない」と言ったことと矛盾してくるのでは?と思う方もいると思います。
確かに、通勤時間も短いですし、始業まで家で何かできる時間も長いので、「職場から近い」に越したことありません。
しかし、私が何故メチャ早く起きて職場近くのカフェに行こうと述べたか…

それは「非日常空間」を感じることで、ストレスを減らせるからです。

いくら職場から徒歩圏内でも、それが日常になってしまうと、いずれ「ダルさ」が必ず出てきてしまいます。

では「非日常空間」をどう感じるか。
一番のオススメは職場近くのビジネスホテルに泊まりましょう。(私は特に日曜の夜、または週の前半どこかで泊まることを推奨しております。)

ビジネスホテルに泊まることで、まず非日常空間を味わえます。
日曜とか「明日から仕事だから身体休ませなきゃ」みたいな感じで家にいると、何となく憂鬱な気分になったりしませんか。
この憂鬱な気分もビジホに泊まれば解決です。

また、通勤が苦痛な方は、近くに泊まることで、始業時間ギリギリまでホテルでダラダラできますし、課金してホテルの美味しい朝ごはんを食べても良いと思います。

ちなみに私ですが、一時期、週1ペースで泊まっておりました。
日曜の夕方くらいからチェックインして、夜はいつもと違う街をぶらつく、これ、結構ストレスが減ります。(勿論、こういった状況下になる前の話ですが。)

でもビジホに泊まる金が勿体なくね?と言う方々もいるでしょう。

まず、今までの職場や上司との不毛な飲み会で棄ててる金額を思い出してください。
たかだか、週に一度、数千円でいつもよりストレスが減るなら安いものです。

■5.宅配ピザを頼む

外で美味しい物を食べるとストレスを減らせます。日曜の夜、私はよく外食に出掛けていました。家にいると何だか憂鬱な気分が抜けないからです。
誰も気にかける必要なく、一人で好きなものを食べに行きます。
ただ不思議なことに、美味しい物を食べたはずが、お店から家に帰るまでの時間が何となく憂鬱な気分なんです。
私に関して言えば、やっぱり友人とご飯を食べる方が楽しいし、ストレスを減らせるみたいです。

とはいえ、毎週毎週、友人を連れてご飯に行くことは難しいでしょうし、一人でゆっくりご飯を食べたいこともあるでしょう。

そんな時は断然、宅配ピザです。

皆さん、宅配ピザってどんなイメージですか?
美味しいけど何となく背徳感がありますよね。
カロリーは高いわ、健康食とは程遠い色合い。
でもメチャクチャ美味いし、そう言ったものを、敢えて何の変哲もない日に、一人で食べるというところに、ストレス発散の糸口があるのです。(あくまで暴飲暴食が目的ではないので、そこはお間違えなく。)
そしてピザとコーラを両手にネトフリやyoutube、撮り溜めたドラマを観ながら、自宅でゆっくり過ごすことで、一人外食から帰宅する物寂しさもありません。
そのまま夜更かしコースへ突入です。

一人暮らしの方々は今すぐ、そして実家に住んでいる方々は、今日は晩飯はいらないよ!と伝えて、宅配ピザを頼みましょう!!

■6.意味もなく本や参考書を買う

一応私の趣味は読書です。
よく憂鬱な気分の時は大型書店へ出向き、元気になれそうな本を買ったりしてました。(おかげで積読が減りません…。)

本を読まない方々にとって、それのどこがストレスを減らせるんだ?と思うかもしれません。

でもそんな方々も、まずは本屋に行ってみてください。そこで1冊なんかしらの本を買ってください。1ミリでも興味をもったもので構いません。

私がオススメしたいのは資格などの参考書です。
全然勉強する気はないけど、とりあえず「この資格に受かったらカッコイイよな〜」「この資格欲しいな〜」と言ったレベルで構いませんので、1冊選んでみてください。
あるいは、教養などの難しい分厚い本を買っても良いです。
ふと「政治のこと勉強するかな」と1ミリ程度思ったら、それに関連する1冊を買ってみてください。

ここで大事なのは、決して帰ってから「絶対読み切ってやる」と意気込んだり、勉強するつもりで買ってはいけません。

とにかく買った事実を、まずは大事にしてください。
「私はこんな難しい本を買った」「難関資格の本を買った」という自己肯定感をあげることが目的です。

この自己肯定感こそ、ストレスを減らす原動になります。
勿論、読むのもよし、せっかく参考書を買ったんだから勉強を始めてみても良しです。
そうなったら儲けものくらいに考えておきましょう。

■7.最後はブラック企業の方々の力を借りる

※これは今までの方法とは違い、いざという時の手段としてお使いください。
と言いつつ、私は乱用してますが。

世の中には誰がどうみてもブラックな環境で働く方々が大勢おります。
そして、最近ではSNSやyoutubeなどで、その様子を発信してくれる方々が増えてきました。

明日の仕事が憂鬱な時、どうしても行きたくない時、そんな時は、ブラック企業勤務の方々の動画やSNSを観ましょう。

社畜の1週間ルーティン動画や、残業200時間超えサラリーマンの1日など色々あります。

そしてその動画を観ることで、
「ああ〜この人に比べたら私はまだマシかも…」と、今の自分の状況に多少オブラートをかけてくれます。

とはいえ「世の中にはもっと大変な人が居るんだから、我慢しろ!」みたいな感じで、ある意味、「不幸勝負」になってしまってはいけません。

ここでは今の憂鬱感や怠さと言ったストレスを、少しでも減らすことが目的です。

何とか明日の仕事を乗り切るために、
ブラック企業勤務の方々の力を借りて、
今の自分の状況は「まだマシかも…」と感じ、
そして少しでも良いので、憂鬱感を減らしてみてください。

■まとめ

さて、昨年から1年ぶりの記事ということで、
えらい長文になってしまいましたが、
中身は、すっからかんだったのでサクッと読んでいただけた……ということなら嬉しいです。

まだまだ、本格的に活動できるといったら難しいでしょうし、色々制約はあるかと思います。
働き方が大きく変わったところは良しとして、
まだまだ大変な職場も沢山あります。

そんな中で、「1ミリでも良いからストレスを減らしいたい」という想いから、普段より試行錯誤している?!私ではありますが、今後の生活において、今日挙げた中の1つでも、皆さんのストレス解消の一助になれたら幸いです。

(皆さんの「ストレスを1ミリ減らす方法」があったら是非教えてください!笑笑)

それでは、来年もどうぞ健康第一でお過ごしください。

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