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地味で有名な愛知で地味さを堪能する旅3選!


 どうも、地図屋です。

 今回は愛知ですね。愛知と言えばなんもないことで有名ですが、探してみれば色々あります。名古屋城は有名ですが、他にも熱田神宮、トヨタ産業技術記念館、南極観測船ふじ、大須商店街、ビブリオマニアなどなど。ジブリパークも最近できましたね(まだ行けてないです)。名古屋めしも人気ですね。矢場とんウマいです。

 ではなぜ、なんもないって言われがちなのでしょうか。それは人口・経済規模に比べて観光地の"絵面"が弱いためではないかと考えています。



右側のオレンジの大きな船が南極観測船ふじ


 絵面の強さは人を呼びこむのに重要です。写真はペンよりも強しです。鳥取砂丘なんかは歴史もなにも絵面だけで全国屈指の知名度を誇っています。出雲大社もでっかいしめ縄が絵的に強いですね。他にも浅草寺は雷門が印象的ですし、道頓堀はグリコ看板のインパクト大です。清水寺は絶壁、金閣寺なんて金貼ってますからね、そりゃあ一度は見てみたくなりますよ。それらに比べたら確かに愛知の観光資源は絵的には地味と言えます(これを書いてて伊勢神宮は?と疑問が湧いたのですが、あそこは割と例外的存在なのではと思います)。

 今回、京都・大阪と続いて愛知の新しい観光プランについて考えてみたんですが、愛知は経済規模の割に地味というイメージを逆手にとり、地味さを逆に堪能するという企画を考えてみました。まあ普通に考えたら失礼極まりないテーマなんですが、地味さというのは堅実さの裏返しでもありますし、私としては愛知の地味さというのは知れば知るほど意味深いものに見えてくるんですけどね。


 それでは、どうぞ!



①車の輸入台数日本一 三河港



 三河港は実は日本で外車の輸入台数が最も多い港です。2022年まで30年連続で日本一で、輸入車の5割以上(2台に1台)がここで陸揚げされています。2022年の輸入台数は17万4521台です。なぜ三河港に集まるかというと、日本の中央に位置しているおり、物流拠点としては丁度いいんですよね。写真は神野地区でカモメリアという展示施設の4階展望台から撮影しています。


カモメリア


カモメリアから北側の写真


 ちなみに輸出台数も名古屋港に次いで日本2位です。



 フォルクスワーゲンジャパンの本社も三河港にあります。

フォルクスワーゲンジャパン本社の入り口


裏手から見えるフルボディカバーの車たち






②日本一お金持ちの村 飛島村(とびしまむら)


飛島村役場

 人口は約4,687人(令和5年9月1日時点)、日本一財政力指数が高い地方自治体で有名な"村"です。場所は名古屋港に位置しており、北部は農村地帯、南部は臨海工業地帯に分かれています。臨海工業地帯には火力発電所や種子島で打ち上げられるロケットの生産工場などが林立しており、それらの事業所の固定資産税による税収が大きく、その分住民に還元されています。

 村自体はお店が少なく田んぼが多いです。海抜が低すぎて住宅が建てられる場所が少ないそうです。公立の小中一貫校は校舎が結構綺麗でしたね。中学2年生になると応募・面接審査の上、村負担でアメリカへ訪問もできるそうです。




 上の写真は田んぼを走ってる途中で見かけた避難所です。浜松の海岸付近の公園で見た避難タワーと違って部屋がありますね。



 こちらはふれあいの郷という温泉施設の外部に足湯が2ヶ所あり、高齢者の方が朝から囲んで談笑していました。

 



③世界販売3年連続首位 トヨタ自動車旧本社


 豊田市トヨタ町1番地にあるトヨタ自動車の旧本社です。1960年の竣工から2005年に現在の本社に移転するまでここが本社でした。日本経済を先導してきたあのトヨタの本社が2005年までこんな小さいビルだったのか、と驚く訳ですよ。

 デザイン的には実際に正面から見ると優雅さがあって好きですけどね。右上の旧トヨタマークが時代を感じさせます。現在もまだ使われているようで主に裏側の入り口から人が出入りしていました。


こちらは現在の本社







 いかがでしたか。削除した事前予告で大阪と同じくテーマは直球ストレートと予告しましたが、皆さんの予想は当たったでしょうか。

 愛知の地味さについてはまだまだ面白い記事が書けそうなので、もうちょっと調べてみようかと思います。



終わり



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