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大分へ旅しに行った時の異界の思い出をテンポよく書く


 5月に大分へ旅行してきました。
  かの有名な白鹿権現(ししごんげん)へ行ってきました。白鹿と書いて『しし』と読みます。

臼杵(うすき)市の山奥にある明神鳥居の入り口



 山の中を歩いて下っていくと神社が見えてきます。途中、猟銃の音が何発か聞こえました。

下り階段、奥に見えるのが神社


 神社の奥にほぼ直角の鎖場(くさりば)があり、これがまた結構長いんですが、落ちたら死ぬかもという気持ちでなんとか登り切ると白鹿権現と相まみえます。


鎖場、落ちたら死ぬ可能性高そうだ


洞窟、奥に祠(ほこら)がある


大量の鹿の頭蓋骨


 ここは猟師(マタギ)の供養場だそうで、鹿以外にも猪の頭蓋骨が奉納されていたそうです。奉納が1年に1体あるいは数体と決まっていたとすると、果たして何年分あるんですかね。

 鎖場の上り下りで疲れたので、車で1時間かけてラムネ温泉館へ向かいます。


左のデカい屋根が受付兼売店、右が美術室


温泉の更衣室、家族風呂もある


 ここは建築家の藤森照信さんが設計された建物で、黒の焼杉(やきすぎ)と白の漆喰(しっくい)のコントラストが印象的です。
 この焼杉という外壁材を世に広めたのは実は藤森さんで、焼杉(やきすぎ)という名前も『焼き過ぎ』のダブルミーニングという感じがして、藤森さんらしいネーミングだなぁと思います。

焼杉と漆喰のコントラストの拡大図


 温泉は高濃度炭酸泉で露天風呂が気持ちよかったです。




 終わり

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