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「最高のアフタヌーンティーの作り方」を読んで

読み始めて30ページくらいでもうアフタヌーンティーに行きたくてウズウズしてきちゃいました。

主人公が祖父から言われた、「おやつを食べるときにはきちんとおやつと向き合う」、という描写だけでも、私も次のおやつはきちんと向き合わなくては、とティータイムが楽しみになってきます。

ちなみにこの作品の舞台はホテルなのですが、風景の描写から椿山荘がモデルなのは一目瞭然ですね(と通ぶってますが、椿山荘に行ったことは数えるほどしかない)。最高のお菓子を食べるために、最高の飲み物を用意して、そのための最高のロケーションをセットするホテルスタッフの気概が字面からビシビシと伝わってきて、次回上京したら椿山荘に行かなくてはと気合十分です!!

ただ、個人的にはそんなにアマイモノは欲していないので、本当に美味しい紅茶と、それに合うスコーンがあれば十分。スコーンもしっとりしたものではなくて、むしろ武骨な感じの、ぼそぼそというか、ポロポロして食べにくいほうが好みです。…自分で作れって?

マカン・マランシリーズのファンとして言わせてもらうと、シルクフラワーのアノ人が出てくるのが心憎いわ~。